|
キキョウの特徴 |
|
キキョウはキキョウ科キキョウ属の植物です。日本に自生している植物ですが、園芸店で売られているキキョウは園芸用に品種改良したものが多いようです。
たぶん、今育てているキキョウは、園芸用に品種改良したキキョウだと思います。
キキョウは独特の花の形から、家紋に使われたり、陰陽道のシンボルに使われたりもしています。
桔梗紋は美濃の土岐氏が使ってて、有名人では明智光秀が使っていました。もしかしたら、明智小五郎も桔梗紋だったのかもしれません。
ちなみに、犬夜叉に登場する巫女の名前も桔梗です。 |
|
キキョウの育て方 |
|
園芸店で売られている改良されたキキョウと、自生している野生のキキョウとでは成長のし方にやや違いがあります。園芸用のキキョウは6月〜9月ごろまで花が咲きますが、野生のキキョウは8月〜9月ごろです。背丈も園芸用のものは大きくならないようになっています。近年、野生のキキョウは数を減らしてきているので、綺麗に咲いているからといってむやみに持ち帰らないようにしましょう。
土は腐葉土が多い有機質の多く、やや酸性の土を好みますが、市販されている培養土でも大丈夫です。ネコブセンチュウの被害を受けやすいので、植え替えの時に根の状態を確認してみてください。植え替えに適した時期は成長期前の3月ごろか、花が終わった10月ごろです。
置き場所は日当たりの良いところならどこでも大丈夫です。耐暑性、耐寒性に優れていて丈夫なので、置き場所を選びません。しかし、冬に地上部は枯れてしまいます。
肥料は成長期の4月〜10月ごろまで、緩効性の肥料をあげます。
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
|
|
|
花期→ |
■ |
■ |
■ |
■ |
|
|
|
|
肥料→ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
|
|
|
■ |
■ |
|
|
|
|
植え替え→ |
■ |
|
|
|
|
キキョウの増やし方 |
|
実生、株分け、挿し木で増やすことが出来ますが、園芸用に改良されたキキョウでの挿し木は成功率がかなり低くなります。挿し木は5月ごろ、やや長めに枝を切って挿し木をします。発根するまでは日陰で管理をします。 |