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ベニモンアゲハの成虫


ベニモンアゲハ

[和名・種類]

ベニモンアゲハ

[学名]

Pachliopta aristolochiae

[英名]

Common rose

[名前の由来]

紅紋揚羽。後翅に鮮やかな赤の斑点が並ぶことから。

[分布]

宮古諸島・八重山諸島

[科名]

チョウ目アゲハチョウ科

[体色]

黒色

[時期]

ほぼ通年

[特徴・生態]

 海岸付近の樹林周辺に生息するアゲハチョウの仲間。ジャコウアゲハの近縁種です。
 前翅長は47mm〜51mmになります。色彩・斑紋は雌雄ほとんど同じです。雌は雄に比べ羽形が幅広く、前翅の形の差が目立ちます。後翅中央に白色斑紋があり、亜外縁に並ぶ斑紋列は裏側で鮮明な桃赤色になります。腹部には赤色毛があります。シロオビアゲハの白斑を持つ雌に良く似ています。
 多化性です。ほぼ通年、成虫を見ることができます。
 幼虫の食草はウマノスズクサ科のコウシュンウマノスズクサ、リュウキュウウマノスズクサの葉や若い茎を食べます。
 1968年に八重山諸島で相次いで記録され、その後、周辺諸島と宮古諸島での定着が確認されています。日本産は台湾産と同じ標記の亜種に属します。

[観察・感想]

 見分けが難しいアゲハチョウですねー。ジャコウアゲハとシロオビアゲハとっても良く似ています。ジャコウアゲハとシロオビアゲハの中間型のような感じで、どちらの特徴も持ち合わせているから、「どっちなのかなー?」って悩みます。
 正確な見分けには自信がありませんが、たぶんベニモンアゲハでいいんじゃないかなーと思います。アゲハモドキっぽくもあったりする(^^;)。昆虫の見分けは、まだまだ未熟者です。
 やっぱり何度も見ていると、自然と違いが見えてくるものなのかなー?野草観察の経験が一番長いんだけど、わざわざ細かい部分を確認しなくても、なんとなく見分けが付くようになってきたからなー。野草観察から樹木にも興味がわき、野鳥や昆虫にも興味がわいてきたんだよね。だから昆虫観察はまだまだなんですよー。

[写真撮影]

2008年03月24日

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