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ミンミンゼミの成虫


ミンミンゼミ

[和名・種類]

ミンミンゼミ

[学名]

Oncotympana maculaticollis

[英名]

Robust cicada

[名前の由来]

みんみん蝉。鳴き声から。

[分布]

北海道南部〜九州

[科名]

カメムシ目セミ科

[体色]

緑色・黒色

[時期]

7月・8月・9月

[特徴・生態]

 平地、低山地の林、市街地などに生息するセミの仲間。
 体長は33mm〜36mm、翅端までは約62mmになります。雌雄ともに、ほとんど同形同体をしています。体は太くて短くやや扁平で、複眼を含む頭部は縁辺部を除く前胸背よりも幅広く、前翅の第1横脈は直線状です。体の黒斑が著しく退化したものから、まったく黒斑がないものまで、変異があります。
 幼虫は、終齢幼虫は大きな前足を持ち、土中で生活します。
 越冬形態は、卵、または幼虫です。
 食べ物は、成虫、幼虫ともに、樹液を吸います。
 生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。卵の期間は約300日です。日本のセミの卵期間は、ミンミンゼミやアブラゼミなどの300日タイプと、ニイニイゼミなどの40日〜50日タイプがあります。いずれのタイプも、ふ化は雨の多い時期に合わせています。
 鳴き声は、声量のある声で、ミーン、ミンミンミンミーンと鳴きます。午前中〜午後にかけて鳴きます。日本の夏を代表するセミの仲間です。背中の斑紋に変異が多く、黒斑がなく全体が緑色のものをミカドミンミンと呼びます。

[観察・感想]

 ミンミンゼミの成虫の写真です。
 昆虫好きの人なら、オスかメスかの見分けもできるのかもしれませんが。私には、オスもメスも一緒に見えてしまうので、見分けることはできません。腹の部分の形などで見分けることができるらしいんだけど。違いは良くわからないんだよなー。
 ミーンミンミンと鳴いていれば、オスだとうことくらいならわかるんだけど(^^ゞ。人が近付くと、鳴くのを止めちゃうんだよね。
 この写真のミンミンゼミは、翅にクモの巣みたいなのがたくさん付着していたんだけど。セミの翅に付いているクモの巣みたいなのって、本当にクモの巣なのかな?それとも、幼虫から羽化する時に、クモの巣みたいなのが付着して出てくるのかな?ミンミンゼミやアブラゼミの特徴なのか、大型のセミなのでクモの巣に捕まりやすいのか、どうなんだろう・・・
 子供の頃、夏休みの仕事といえばセミ取りだったんですが。その当時に身に付いた習慣といったところですかねー、セミを探す時はサクラの木の周辺を探すようにしています。理由は良くわかりませんが、サクラの木にはセミがたくさんいるみたい。樹皮が柔らかく、樹液が吸いやすいからなのかな?そのため、私の作っている昆虫図鑑に掲載されているセミは、サクラの木に止まっているセミが多いです。

[写真撮影]

2008年08月19日

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