草地や畑などで普通に見かけるテントウムシ。アジアに広く分布しています。
体長は7mm〜8mmになります。体の模様は個体間でかなり変異に富んでいます。黒地に2つの赤い紋、黒地に4つの赤い紋、赤や黄色に多数の紋、赤や黄色の無地など。
卵→幼虫→蛹→成虫の完全変態をおこないます。
越冬形態は、成虫です。石や倒木などの物陰に集団を作り、越冬します。
成虫、幼虫ともにアブラムシやカイガラムシなどを捕らえて食べます。刺激を与えると死んだふりをし、関節部から臭気と苦味のある黄色い液体を分泌します。
「テントウムシ」というと、一般的にはナミテントウのことを指します。 |