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コノシメトンボの成虫


コノシメトンボ

[和名・種類]

コノシメトンボ

[学名]

Sympetrum baccha matutinum

[英名]

-

[名前の由来]

小熨斗目蜻蛉。小さなノシメトンボのこと。

[分布]

本州以南、中国南部・台湾

[科名]

トンボ目トンボ科

[体色]

オス:赤色、メス:黄褐色

[時期]

7月・8月・9月・10月・11月

[特徴・生態]

 平地から低山地の開けた池沼、水田、プールなどに生息するトンボの仲間。
 体長は38mm〜45mmになります。胸側の2黒条は第1側縫線のものが上半で屈折して、第2側縫線のものに接続する形になります。翅の先端に黒褐色の斑紋があります。オスの尾部上付属器は真直ではなく、先端はやや上に反り返ります。副性器の後鉤の前枝は起立しません。生殖弁はやや長く伸び浅く2叉します。メスは額上部に小さな眉班があり、オスにはありません。未熟なうちは黄褐色ですが、成熟したオスは頭部も含め赤化し、メスは背面が橙色になります。ノシメトンボに比べると小型で、やや太めです。
 食べ物は、他の昆虫を捕えて食べます。
 幼虫はヤゴです。
 生活型は卵→幼虫→成虫の、不完全変態(半変態)を行います。
 産卵形態は、連続打水産卵です。雌雄が連結したまま行うことが多いですが、メスが単独で行うこともあります。

[レポート]

 コノシメトンボの成虫の写真です。コノシメトンボのメスでいいと思うんだけど、あってるかな?トンボの見分け、あんまり詳しくないもので・・・
 コノシメトンボは名前の通り、やや小さなノシメトンボのことです。アキアカネなど、いわゆる赤トンボの仲間としては、大きな方になると思います。ノシメトンボが大きいからかなー。大きさで見分けるのは、かなり難しいと思います。とりあえず、ハネの先端の色が見分けのポイントになります。あとは色とか、胸の側面の模様で見分けるんだけど、難しいんだよね。
 コノシメトンボは、あまり群れを作らない赤トンボです。集団で移動することが多いのが赤トンボの特徴ですが、コノシメトンボはあまり集団を作らず、バラバラに行動するみたいです。でもなぜか、集団移動している赤トンボの群れの中に、コノシメトンボが混ざっていることもあります。集団行動が苦手なタイプというわけでもなさそうですが、コノシメトンボだけで集団を作ることはないみたいです。
 開けた場所が好きなトンボなので、街中にある学校のプールなどが、産卵場所になることもあります。

[写真撮影]

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