岩礁地帯に生息するアメフラシ。
全長は約40cmになります。全身は黒褐色で、白い斑紋が散在します。側足葉の後端が離れていて、その中に外套膜に包まれた木の葉形の貝殻があります。体に触ると、紫色の液体を出します。
アオサなどの海藻類を食べます。
産卵期は3月〜7月で、2個体以上が前後に連なる連鎖交尾のあと、ピンク色や黄色のひも状の細長い卵紐(らんちゅう)を産みます。通称「ウミゾウメン」と呼ばれています。卵紐の中には無数の卵殻を含み、卵殻内に多数の卵を含んでいます。
地域によっては食用にされます。など、一般的に食用にされるる海素麺は、ベニモズク科の海藻です。
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