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 オオジャコ
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オオジャコ

[和名・種類] オオジャコ
[学名] Tridacna gigas
[英名] Giant clam
[名前の由来] 大じゃこ貝。大きなシャコガイのこと。
別名、オオジャコガイ。
[分布] 沖縄以南、西部太平洋
[科名] 二枚貝綱ハマグリ目シャコガイ科
[特徴・生態]  水深1m〜15mのサンゴ礁縁、斜面、水路斜面、礁湖に生息するシャコガイの仲間。
 殻長は約80cm、殻高は約60cm、重量は約150kgになる、貝類の最大種。巨大なものでは、1mを超えるものもあります。放射肋が強く、殻表は波状になります。成長肋は強く、ひだ状になります。
 外套膜の細胞に単細胞藻類を共生させ、光合成で作り出す栄養分を貰って生活をしています。
 日本国内では個体数は非常に少ないものの、パラオ諸島、グレートバリアリーフでは、普通に見られます。寿命はおよそ60年くらいと考えられています。古来七宝のひとつに数えられていました。日本神話では猿田彦神が伊勢の海でシラブガイに手を挟まれて死んだとされていますが、挟まれた貝はオオジャコだと考えられています。ヨーロッパでは教会の聖水盤として使用されます。肉は食用になります。
[レポート]  オオジャコの水中写真です。
 憧れの貝殻のひとつ、オオジャコ。シャコガイの仲間の中でも、とてつもなく大きなのがオオジャコです。海外では取り引きが禁止されているため、国内で発見された個体のみ手に入れることができます。しかし大型のシャコガイが出回ることはなくなってしまったので、入手はほぼ不可能だと思います。小型の個体や種類のみ、まれにオークションなどで手に入れることができます。いつか手に入れたいけど、1m近くのサイズだったら、置いておく場所がないしなぁ〜(^^ゞ
 あっ、でも、アクアリウムでシャコガイの仲間を育てている人もいるんだよね。種類によっては、観賞魚店で販売されているってことなのかな?
 オオジャコも含めて、シャコガイはちょっと変わった生態の生き物です。エサを採ったりするわけじゃなく、体内に藻類を共生させて、その栄養分で生活をしています。それだけの栄養分で、1m近くまで成長するのが不思議でなりません。光合成で栄養分を作り出すので、地震などで地盤が沈下したり、海水が濁ったりすると、死んじゃうんだろうなー。
[写真撮影] ----年--月--日
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