ヘルペス・単純性疱疹の概要は? |
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おもな症状 |
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口唇・顔面・陰部などの発赤、小水疱 |
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症状が似ている病気 |
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帯状疱疹 (たいじょうほうしん) |
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起こりやすい合併症 |
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多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん) |
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ヘルペス・単純性疱疹ってどんな病気? |
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単純性ヘルペスウィルスT型 |
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ほとんどの人が、小児期に軽い風邪症状で単純性ヘルペスウィルスT型の感染を受けています。その後、三叉神経節に潜伏感染(休眠)します。
口唇ヘルペスと呼ばれる病気の多くは、単純性ヘルペスウイルスT型が原因です。
潜伏していたウィルスが、再び神経を伝わって皮膚にいたって発病します。 |
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単純性ヘルペスウィルスU型 |
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単純性ヘルペスウィルスU型は、性行為により感染し、腰仙髄(ようせんずい)の神経節に潜伏(休眠)します。
陰部ヘルペスと呼ばれる病気の多くは、単純性ヘルペスウイルスU型が原因です。粘膜・皮膚が直接接触することで感染する接触感染です。したがって、陰部ヘルペスは性行為感染症として扱われます。
潜伏していたウィルスが、再び神経を伝わって皮膚にいたって発病します。 |
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水痘・帯状疱疹ウイルス |
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水疱瘡 (みずぼうそう・水痘)と帯状疱疹は同じウイルスが原因です。
初感染が水疱瘡で、多くは子供の時に経験しています。水疱瘡のウィルスは咳しぶきなどを吸い込むことで感染する飛沫感染です。
水疱瘡が治ったあとも知覚神経の根元(神経節)に潜伏し、大人になってたまたま免疫力が低下した時に神経節から神経を伝って皮膚に出てきます。局所で水疱瘡が再発した状態で、この再発を帯状疱疹といいます。一定の神経支配領域、すなわち片側だけに帯状に症状が現れるため、帯状疱疹と呼ばれています。 |
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ヘルペス・単純性疱疹の原因は? |
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発病のきっかけ |
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ウイルスは感染部位へ神経線維を供給する神経細胞が集まった神経節の中で休眠(潜伏)状態になって存在し続けています。
風邪、日焼け、過労 、月経、ストレスなどが引き金となって、ウィルスが活性化され増殖を始め、発病します。 |
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ヘルペス単純性疱疹の症状は? |
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最初は重症です |
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初めて単純ヘルペスウイルスが感染する時には強い症状がでる場合が多いです。しかし、症状なしに入りこむ場合(不顕性感染)もあります。
口唇ヘルペスの初感染では、口唇、歯肉、口腔粘膜に痛い水疱、びらんがあらわれ、首のリンパ節も腫れます。
陰部ヘルペスの初感染でも強い痛みを伴う水疱、びらんがあらわれ、排尿困難、歩行困難になることもあります。 |
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繰り返し起こります |
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1年に1回〜2回、多い人で数回、軽い痛みを伴なって、ほとんど同じ部位に発赤と小水疱が繰り返し生じます。多くの場合、10日〜14日間で治癒します。
再発時の症状は、おおむね、初感染時よりも軽いのが普通です。
単純ヘルペスは何回も再発を繰り返すことが多いのに対して、水疱瘡の再発型である帯状疱疹は何回も繰り返すことはまれです。 |
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ヘルペス・単純性疱疹の治療法は? |
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再発は防げません |
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再発を予防する方法はありません。
アシクロビルなどの抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑え症状の軽減に有効ですが、ウイルスを完全に死滅させることはできないので、抗ウイルス薬投与後もヘルペスウイルスは体内に残ります。 |
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対処療法として |
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単純ヘルペス、水疱瘡、帯状疱疹はいずれも自然によくなる病気ではありますが、合併症、後遺症の危険性もありますので、医師の診察を受けましょう。
症状をなるべく軽く、早く抑えるために、症状が軽い場合は、消炎剤、または抗ウィルス剤の外用を行い、様子を見ながらの局所療法を行います。中等度の場合では、抗ウィルス剤を内服します。症状が重い場合は、入院の上で、抗ウイルス薬の点滴治療を行います。
治療によって、治癒までの期間が約半分に短縮できます。 |
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ヘルペス・単純性疱疹かなと思ったら? |
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他人にうつさないように |
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水疱が乾くまでは感染源となるので、人にうつさないように注意しましょう。
単純ヘルペスは感染力があるので、口唇ヘルペスに感染している人は、ただれや発赤が発生している再発期間中はキスなどはしない方がよいでしょう。陰部ヘルペスに感染している人は、必ずコンドームを使用すべきです。目に見える水疱がなくても、ウイルスは陰部の表面に存在しており、セックスパートナーに感染する可能性があります。
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ヘルペス・単純性疱疹がもたらすさまざまな病気 |
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他人にうつさないように |
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ヘルペスウイルス感染が体内で進行し、食道から肺へ広がることもあります。食道に潰瘍ができると、食べものを飲みこむときに痛み、肺が感染すると、せきや息切れを伴う肺炎になります。
指の皮膚の小さな傷から入ると、指先が赤く腫れて痛みます。これをヘルペス性ひょう疽といいます。
眼の角膜に感染すると、単純ヘルペス角膜炎といいます。
アトピー性湿疹のある大人や乳幼児では、湿疹の部分に感染すると、命にかかわるヘルペス性湿疹になります。
脳に感染すると、ヘルペス脳炎といいます。錯乱、発熱、けいれん発作などで始まる、致死的な病気です。
妊娠している女性から胎児や新生児に感染することを、新生児ヘルペスといいます。感染は通常、産道で感染性の分泌物と接触する出産時に起こります。
まだはっきりとしたことはわかっていませんが、メニエール病 や突発性難聴 の原因とも考えられています。抗ウイルス薬のアシクロビルの服用によって、メニエール病が改善されたという話を耳にすることがあります。 |
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