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人との接触に注意 |
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症状が出ている時期はウイルスの量も多く、感染源になるので、人との接触には注意が必要です。
相手が抗体を持っていて抵抗力がある場合には発症しないか、発症したとしても軽症です。相手が重症化しやすいケースもあるので、注意が必要です。 |
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新生児 |
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免疫機能が未発達なため、全身に強い症状が現れます。キスなどは避けるようにしましょう。
母親が既に抗体を持っている場合、抗体が胎盤を通じて新生児に渡り、それほど重症化しません。
いずれにしても、症状が出ている時は赤ちゃんとの接触は控えるようにしましょう。 |
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抗体を持っていないパートナー |
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オーラルセックスで相手に性器ヘルペスを発症させる危険性があります。初感染の性器ヘルペスは重症化するので気をつけましょう。
抗体を持っているのかどうか気になる人は、検査を受けると良いでしょう。 |
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アトピー性皮膚炎の人 |
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皮膚にバリアーがないので、皮膚に触れると簡単に感染し、重症化してしまいます。 |
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病気などで免疫機能が低下している人 |
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白血病 、悪性腫瘍、移植手術後などの患者さんに対しては、お見舞いも控えるようにしましょう。 |
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患部に触れないように |
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自分自身も患部に触れて感染するので、むやみにあちらこちら触らないように気をつけましょう。特に目に感染して発症する角膜ヘルペス は失明する危険性もあるので、注意しましょう。
ほとんどの口唇ヘルペスは再発型のため、本人はすでに交代を持っているため、それほど神経質になる必要はありません。抗ウイルス剤で治療をしていれば、口紅などの化粧をしても大丈夫です。
ただし、以下の点には注意しましょう。
患部に触れた指で目を触らない
コンタクトレンズを唾液で濡らして装着しない
患部に触れた後や、外用薬を塗った後には手を洗う
水ぶくれは破らない(水ぶくれが破れると細菌感染も加わり痕が残ることもあります) |
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タオルなどは共用しない |
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単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、ウイルスがついたタオルや食器からでも感染するので、これらの共用は避けるようにしましょう。 |
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食器は洗剤で洗う |
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食器についた唾液の中でも、ウイルスはかなり長い時間生きています。洗剤できちんと洗うようにしましょう。 |
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タオルは日光に良く当てて乾かす |
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他の洗濯物と一緒に洗ってもかまいません。日光に良く当てて、しっかり乾かすようにしましょう。 |