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潜伏期間は2週間〜3週間 |
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水疱瘡や帯状疱疹の人に接触してから、約2週間〜3週間の潜伏期間のあと、症状があらわれてきます。
飛沫感染や、直接接触、空気伝播で拡がります。患者の皮膚や粘膜からの排出物が、器具を介して間接的に感染することもあります。 |
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発熱と発疹 |
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発熱と共に、お腹や背中に赤い虫さされのような発疹ができ、その先端が水を持つようになります(水疱と言います)。発疹や、水を持った発疹は、4日間〜5日間増え続け、体、顔、頭、口の中まで広がっていきます。衣服で覆われている部分に多くでき、露出部分にはあまりできません。
水を持った発疹は2日〜3日で乾燥し、かさぶたになります。発疹、水疱、かさぶたなど、大小、新旧さまざまの皮疹が混在しているのが特徴です。かさぶたは2週間前後で取れて、少しあとが残りますが、半年ほどでほとんど消えていきます。 |
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似ている病気と合併症 |
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症状が似ている病気としては、小児ストロフルス、薬疹、風疹、伝染性膿痂疹(とびひ)があります。
おこりやすい合併症としては、二次感染が多いです。肺炎、髄膜炎、急性小脳失調症など。 |