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溶連菌感染症のひとつ |
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A群β溶血性連鎖球菌(えーぐんべーたようけつせいれんさきゅうきん)という細菌の感染によって発症する病気です。A群β溶血性連鎖球菌は、通称、溶連菌(ようれんきん)と呼ばれています。
A群β溶血性連鎖球菌は、喉に炎症を起こす咽頭炎を引き起こす細菌です。猩紅熱では、咽頭炎だけでなく、全身に発疹も現れる病気です。
溶連菌は、すでに感染している人の近くにいたり、感染者の咳から出た空気中の細菌を吸い込んだりすることで感染します。 |
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昔は死亡することも |
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急激な発熱とともに、喉が真っ赤に腫れ、その後、発疹があらわれたら猩紅熱と診断されます。
現在は抗菌薬を正しく使用し、合併症を予防すれば、完治が可能な病気となっています。ただし、繰り返し感染する可能性はあります。 |
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昔は法定伝染病に指定 |
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猩紅熱は、2歳〜10歳の小児に多い発疹性伝染病で、明治時代に法定伝染病に指定されました。治療法が確立されておらず、死亡することもあった病気です。
現在では抗生物質が開発され、治療も容易になったことから、1999年に施行された感染症新法では、隔離などの法的規制はなくなりました。 |