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まずは詳しい問診から |
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最初に詳しく症状を聞き取り問診を行います。そして聴診、触診を行います。
血液検査では、白血球の増加や、炎症反応、肝臓や胆道の酵素上昇を調べます。 |
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画像診断 |
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画像診断では、腹部超音波検査を最初に行います。胆嚢の腫大、胆嚢壁の肥厚、胆嚢内の胆泥、胆嚢の体液貯留を調べます。
腹部CT検査でも、胆嚢の腫大、胆嚢壁の変化、胆嚢内や頸部・胆嚢管の結石、胆管拡張や胆嚢・胆管内のガス像を調べます。 |
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内視鏡検査 |
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内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)や、経皮経肝胆道造影(PTC)は、結石や腫瘍の胆管炎の原因を調べると同時に、胆管の閉塞を解除する治療を行うことができます。 |
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MRI |
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磁気共鳴膵胆管j造影(MRCP)での胆管結石の診断率は80%〜90%です。リスクの高い場合でも、胆管炎の原因を調べることができます。 |
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症状が似ている病気 |
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区別が必要な病気は、急性虫垂炎(きゅうせいちゅうすいえん)、腸閉塞(ちょうへいそく)、消化性潰瘍穿孔(しょうかせいかいようせんこう)、急性膵炎(きゅうせいすいえん)、右尿路感染症、急性肝炎、胸膜炎などがあります。 |