| [名前・種類] | 
  セイヨウシャクナゲ | 
 
 
  | [学名] | 
  Rhododendron x hybridum | 
 
 
  | [英名] | 
 Rhododendron | 
 
 
  | [名前の由来] | 
 西洋石楠花。欧米から移入されたシャクナゲのこと。 
  別名、ロードデンドロン(学名から)。 | 
 
 
  | [分布] | 
  園芸種 | 
 
 
  | [科名] | 
  ツツジ科ツツジ属 | 
 
 
  | [花色] | 
  紅色・淡紅色・紫色・白色・黄色(葉:緑色に掲載) | 
 
 
  | [花期] | 
  4月・5月 | 
 
 
  | [特徴・解説] | 
   欧米に渡って品種改良された園芸品種の総称で、1930年頃に日本に渡来しました。 
    高さは1m〜3mになる常緑低木です。若い枝は褐色で、古くなると灰白色になります。 
   花色は白色、赤色、黄色、紫色など、豊富で華やかです。花柄の先端に5個〜12個が集まって咲きます。花冠は5裂し、内部上部に斑点があり、雄しべが10個、雌しべ1個あります。   
   葉は互生し、厚く光沢がある革質で、枝先に集まって付きます。 
    果実は円柱形の刮ハです。7月〜10月に褐色に熟します。    
   アジア、ヨーロッパ、北アメリカに約300種の野生種が分布しています。中国、ネパール、ブータンなどの野生種を元にヨーロッパで育成されましたが、近年では小型で育てやすいヤクシマシャクナゲが交配親として利用されています。園芸品種は1万種以上と言われています。 
   一般に日本在来種のシャクナゲより、セイヨウシャクナゲの方が丈夫で育てやすいとされています。育て方としては、置き場所は開花中は雨が当たらない場所、夏は半日陰、冬は日当たりの良い場所が適しています。水遣りは花弁に水がかかるとボトリチス病になるため、土に注ぐように与えます。花後はすぐに、花茎の付け根から花柄を切り取り、結実しないようにすることで、花芽が付きやすくなります。7月上旬までに枝先の芽かきを行い、脇芽を伸ばすようにします。購入した株は根がいっぱいに張っていることが多いので、花後に植え替えます。挿し木や実生で増やすことができます。 | 
 
 
  | [感想] | 
   園芸種のシャクナゲ、西洋シャクナゲ。一般に見かけることのできるシャクナゲは、基本的に西洋シャクナゲです。日本の在来種は、普通に生活していると見かけることがないと思います。 
    園芸店で鉢植えになって販売されていることが多いですね。花が咲いている状態で売られていることが多いみたいです。植木鉢でも育てられるように、品種改良され小型化したものが多いみたいです。シャクナゲの在来種だと、高さ7mくらいまで成長します。野生種なのに、なぜかあまり丈夫ではなく、育てるのが難しいみたい。気候が合わないと、上手く育たないのかもしれません。外見はほとんど同じように見えても、在来種ですら何種類も存在するのは、その土地の気候風土に合わせて進化していったためかもしれません。 
    植物観察をしていますが、シャクナゲの野生種は一度も見たことがないですねー。登山しないと、出会えない樹木なのかもしれない。 | 
 
 
  | [写真撮影] | 
  2008年04月02日 | 
 
 
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