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 生死の淵をさまよいつづけ
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エッセイ集のようなモノ



うつ病の発病は1997年の10月ごろ
もう6年目
ずっと、死の葛藤と闘いつづけてきた


会社の3階の窓から下を覗いたとき、
ここから飛び降りたら気持ちがいいだろうなと思った
きっと、この日が、死の葛藤の始まりである


この日、以来の出来事・・・


台風が接近すれば、近くの海に足を運んでいた
波が私をさらってくれることを待っていた


踏み切りが鳴れば、踏み切りの中に立ち尽くした
電車が私を解放してくれると信じていた


交通量の多い交差点では、目をつぶって交差点に進入した
何度、ドライバーに怒鳴られたんだろう、それでもやめられなかった
信号なんて関係ない、自分の命にピリオドを打ちたかった、ただそれだけ


包丁を首に突き立て首を落とそうとした
包丁の切っ先が私の心を強く突き刺した
このとき初めて、ためらい傷を理解できるようになった


睡眠薬を大量に飲んだこともあった
初めてのときは遺書も用意し、死んだあとも何事もないように望んでいた
しかし、何事もなく起床し、医師と相談し入院を選んだ


その後、何度か同じ方法で自殺をこころみた
薬と名の付く物は、なんでも飲み込んだ
そして、呼吸は止まり、1週間ほど意識を失った
回復後、医師からは命は諦めてもらうよう両親に話していたと聞かされた
意識が回復したとき、まず最初に自分の名前がわかるか医師から質問を受けた
意識が回復しても脳に障害が残ると思っていたようだ


そして今も、死の葛藤と闘いつづけている
いつ終わるとも知れない、長い、長い、闘い


あと何年、私は闘いつづけるのだろうか
私には、生きる意味があるとは思えない
死ぬのはかわいそうなことなの?
死ぬのは悪いことなの?


命ある人の考え、命を失った人の考え
生きる義務、死ぬ権利


私は生死の淵を生きつづけている


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