▼ ネコヤナギ ▼

ネコヤナギ

[名前] ネコヤナギ
[学名] Salix gracilistyla
[名前の由来] 猫柳。花穂をネコの尾に見立てたもの。ヤナギは矢の木のことで、矢の材料としたことから。
別名、タニガワヤナギ(谷川柳)。
[分布] 日本各地
[科名] ヤナギ科ヤナギ属
[花色] 銀白色
[花期] 3月4月
[特徴]  河川の中流から上流にかけて生える落葉低木。
 高さは1m〜3mになります。枝は群がって立ち、小枝は長くなります。
 葉が出る前に、黄色で白い毛が密生する花穂をつけます。大きさは3cm〜6cmで、雄花穂は長楕円形で大きくなります。
 葉は長さ7cm〜12cmになります。長楕円形で先がとがり、基部は丸くなります。縁には細かい鋸歯があります。裏面は灰白色です。
 初夏に、綿毛に包まれた種子を飛ばします。
 雌雄異株です。花穂の美しさから、庭などに植え付けられます。また、花材にも良く使われます。
[感想]  ネコヤナギとは、昔の人は良い名前を付けたものですね。本当にネコの尻尾にそっくりです。私が植物観察に行くフィールドには渓流はないので、庭植えのネコヤナギです。かつては大きなシダレヤナギなども植えられていましたが、台風で倒れてしまいそれっきりになってしまいました。
 光に反射するネコヤナギの花穂がとても綺麗です。でも、近くでじーっと観察をすると、ちょっと毛虫のようにも見えてきます(^^ゞ
[撮影日] 2006/03/04

シダレヤナギ
赤芽柳
ネコみみセット



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