[名前] |
サルトリイバラ |
[学名] |
Smilax china |
[名前の由来] |
猿捕り茨。猿がトゲだらけのツルに絡まって、捕らえられるほど密生することから。
別名、ガンタチイバラ。 |
[分布] |
日本各地 |
[科名] |
ユリ科シオデ属 |
[花色] |
黄緑色 |
[花期] |
4月・5月 |
[特徴] |
山野に生える、半つる性の落葉低木です。
茎は節ごとに折れ曲がり、長いひげを出して、他物にからみつきます。高さは1m〜2mになります。
葉腋から花柄を出し、黄緑色の小花を多数、散状につけます。
葉は革質で光沢があり、広楕円形で、3脈〜5脈あり、基部に1対の巻ひげがあります。
果実は径1cmの丸形で、数個がまとまってつきます。10月〜11月には赤く熟します。
雌雄異株です。雄株と雌株が近くにないと、結実しません。
葉はお餅を包むのに用いられたり、根茎は薬用に用いられたりもします。また、生け花や、茶花としても用いられます。 |
[感想] |
すごく地味に咲いていたので、わざわざ写真に撮るほどでもないかなーなんて思ったんですが、今まで掲載したことのない花の形をしていたので、写真を撮っておきました。
家に帰って名前を調べてみましたが、なかなかわかりませんでした。何冊もの図鑑をパラパラとめくっていて、やっと名前がわかりました、サルトリイバラでした。うむむぅ〜、聞いたこともない(^^ゞ
そして驚き、またひとつ。ユリ科の植物なんですね、ビックリ。分類方法によっては、サルトリイバラ科に分類されることもあるようです。 |
[撮影日] |
2006/04/04 |