◇サルトリイバラ(猿捕り茨) そらいろネット
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▼ サルトリイバラ ▼

サルトリイバラ

[名前] サルトリイバラ
[学名] Smilax china
[名前の由来] 猿捕り茨。猿がトゲだらけのツルに絡まって、捕らえられるほど密生することから。
別名、ガンタチイバラ。
[分布] 日本各地
[科名] ユリ科シオデ属
[花色] 黄緑色
[花期] 4月5月
[特徴]  山野に生える、半つる性の落葉低木です。
 茎は節ごとに折れ曲がり、長いひげを出して、他物にからみつきます。高さは1m〜2mになります。
 葉腋から花柄を出し、黄緑色の小花を多数、散状につけます。
 葉は革質で光沢があり、広楕円形で、3脈〜5脈あり、基部に1対の巻ひげがあります。
 果実は径1cmの丸形で、数個がまとまってつきます。10月〜11月には赤く熟します。
 雌雄異株です。雄株と雌株が近くにないと、結実しません。
 葉はお餅を包むのに用いられたり、根茎は薬用に用いられたりもします。また、生け花や、茶花としても用いられます。
[感想]  すごく地味に咲いていたので、わざわざ写真に撮るほどでもないかなーなんて思ったんですが、今まで掲載したことのない花の形をしていたので、写真を撮っておきました。
 家に帰って名前を調べてみましたが、なかなかわかりませんでした。何冊もの図鑑をパラパラとめくっていて、やっと名前がわかりました、サルトリイバラでした。うむむぅ〜、聞いたこともない(^^ゞ
 そして驚き、またひとつ。ユリ科の植物なんですね、ビックリ。分類方法によっては、サルトリイバラ科に分類されることもあるようです。
[撮影日] 2006/04/04

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