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  アビシニアコロブス

アビシニアコロブス

[名前] アビシニアコロブス
[学名] Colobus guereza
[名前の由来] 別名、シロクロコロブス。
[分布] アフリカ中部〜東部
[科名] オナガザル科
[特徴]  深い森林の樹上に生息するオナガザルの仲間。
 体長は50cm〜70cm、尾は長く60cm〜80cm、大きなオスでは体重12kgになります。毛はくっきりとした白と黒で、顔の周りは白く、背から腹にかけて長いフサフサした毛が垂れ下がります。尾はほとんど白く、長いフサフサした毛があります。体つきはほっそりとして、しりだこがあり、胃は数室に分かれていて大きいです。頬袋はなく、親指もありません。
 野生状態での詳しいことはわかっていません。森林の樹上の頂付近に住み、地上には滅多に降りてきません。まれにミネラル類を含んだ土を舐める程度です。草食性で木の葉や樹皮を食べます。家族単位の約20頭の群で生活し、驚くと大きな声を出します。長い毛は樹間を敏捷に飛び回るとき、パラシュートの変わりをするといわれています。
 サルの中でも、もっとも美しい仲間の一種です。美しさゆえに乱獲され、個体数が激減しています。
[感想]  最近はオナガザル科になるんですねー。ゲレザ科はなくなったみたいですね。分類体系は年々変化していくので、調べるのが大変ですよー。動物園の説明板と図鑑とで、表記が違うこともあるし。難しいですねー。
 写真の撮影がちょっと失敗しちゃいました。意外とチョコチョコと動くので、ブレちゃいましたね。金網と白黒の体だから、ピントも少しズレてるし。
 黒と白のサルなんて、不思議ですよねー。アビシニアコロブスって樹上生活が多いらしいのですが、木のてっぺんで生活しているらしいですよ。下から見ると、太陽の光などの影響で、この白と黒の姿が保護色になっているみたいです。かえって目立っちゃいそうなんですが、野性下ではこの方が目立たないって、不思議ですよねー。
 写真にとったアビシニアコロブス、ちょっと寂しそうですね(T_T)
[写真撮影] 2007年06月01日
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