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 スベスベマンジュウガニ

スベスベマンジュウガニ

[名前・種類] スベスベマンジュウガニ
[学名] Atergatis floridus
[英名] -
[名前の由来] 滑々饅頭蟹。甲が滑らかで、丸みを帯びていることから。
[分布] 房総半島以南〜インド洋西部
[科名] エビ目カニ下目オウギガニ科
[特徴・生態]  岩礁の潮間帯〜水深100mの岩の窪みに生息するカニ。
 甲幅は約5cmになります。甲は扇形で、なめらかで光沢があります。複雑な乳白色の雲紋模様があり、レース模様のようです。個体ごとにこの模様は異なります。甲の前側縁は板状となり、痕跡的な3つの切れ込みがあります。
 はさみ脚は左右で同じ大きさをしており、掌部上縁は稜を形成します。歩脚は扁平で、前縁は板状です。
 海藻、貝類、ゴカイなどを食べる。
 海域によっては強い毒性を持つ毒ガニです。あまり素早く動くことはできず、岩の窪みの奥でじっとしています。
[感想]  スベスベマンジュウガニの標本です。
 とても変わった名前のカニで、食べることのできそうな名前を持っていますが、個体によっては有毒個体がいるので食べることはできません。1匹のスベスベマンジュウガニを食べただけで、致死量にたっするほどの毒を持つ個体もいるので要注意です。無人島0円生活でカニを食べていたからといって、むやみにそのへんのカニを捕まえて食べたりするのはやめましょう。
 写真からもわかるとおり、とても変わった形をしたカニです。この形のせいで、動きが鈍いです。動きの鈍さを、毒で外敵から守っているのかな?有毒なのにスベスベマンジュウガニは生きていられてるというのが不思議です。
[写真撮影] 2007年09月26日
[関連ページ]
横須賀市自然人文博物館
横須賀市自然人文博物館
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