そらいろネット > ベランダ園芸 > 草花・鉢花 > スイセン栽培
古代ギリシャの時代から栽培され、日本でも平安時代に渡来したといわれています。ヨーロッパでは古くから品種改良が行われ、膨大な数の園芸品種が作られています。 8月下旬頃から球根が販売されるようになります。品種によって花の大きさ、花色、花形、草丈、開花期が異なります。花を楽しむ場所、時期、組み合わせる植物に合わせて品種を選びましょう。 球根の力で開花が決まるので、できるだけ大型で充実した重い球根を選びます。球根の底の根が出る部分、上部の芽が出る部分が傷んでいるもの、病気の被害を受けているものは避けます。 スイセンを上手に咲かせるポイントは3つです。
花壇や大型コンテナに群植させたり、寄せ植え、小型の品種を小さな鉢で育てることができます。できるだけ同一品種をまとめて植え付けた方が綺麗に見えます。 日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。 花壇などで地植えする場合、30cm以上の深さまで良く耕し、緩効性肥料を元肥として入れます。できるだけ根が張るようにしてあげることが大切です。
土質は特に選びませんが、砂質土壌を好みます。
冬の間も成長し続けるので、水遣りは欠かさずにしてください。ただし午前中に行ってください。 窒素肥料をあげすぎたり、水はけが悪いと、球根が腐敗してしまいます。
夏になると暑さで地上部が枯れますが、掘り返さずそのままにして休眠させます。
花後、古い球根の周囲に新しい球根が出来て増えていきます。 咲き終わった花がらは早めに摘み取り、葉が黄変するまで追肥を定期的に与え、球根を肥大させましょう。2年に1回くらい、球根を掘り上げて大きな球根を間隔をとって植え直します。小さな球根は、植え直して栽培すれば、1年〜2年で開花します。