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ゴマダラチョウの幼虫


ゴマダラチョウ
[和名・種類]

ゴマダラチョウ

[学名]

Hestina persimilis japonica

[英名]

Siren

[名前の由来]

胡麻斑蝶。黒褐色の地に大きな白斑や帯模様が散在することから。

[分布]

北海道〜九州

[科名]

チョウ目タテハチョウ科

[体色]

黒白

[時期]

5月・6月・8月

[特徴・生態]

 低地から丘陵地の雑木林に生息するタテハチョウの仲間。
 前翅長は36mm〜45mmになります。前翅、後翅の裏表共に黒色の地に多くの白色斑が散在します。雌の方が大型になり、翅の幅が広く、翅表の黒色がやや薄くなります。
 幼虫は緑色で、頭部には2本の角があります。成虫は普通は年2回発生します。春型は夏型に比べ白色斑が発達します。
 幼虫の食草はニレ科のエノキ、エゾエノキの葉を食べます。成虫は花の蜜を吸うことは少なく、コナラなどの樹液、腐った果実、獣の糞の汁を吸います。
 越冬形態は幼虫で、4齢幼虫〜5齢幼虫で越冬します。

[観察・感想]

 ちょっと変わった形をしたイモムシを発見したので写真を撮ってみました。薄暗いところにいたので、ブレちゃったり、ピントが合わなかったりで、撮影は難しかったー。いちよ手ブレ補正機能は付いてるんだけど、草の葉の上にいるから揺れてるんだよー。角が生えてるから、毒毛虫とかだったら怖いし・・・
 図鑑で調べてみたら、ゴマダラチョウの幼虫だということがわかりましたー。成虫よりも先に、幼虫を発見してしまった。コマダラチョウの成虫は、まだ写真撮影に成功してないんですよー。っていうか、まだ見たことないのです(^^;)
 花に集まらないチョウなので、あまり見かけないのかも。樹液の出てるところなんて、そうそうないからなー。樹液の出てるところにはスズメバチがいるし、薄暗くて写真は撮れないし・・・

 昆虫に詳しい方から、外来種のアカボシゴマダラの幼虫と教えていただきました。見分けのポイントはゴマダラチョウは背中の突起が3対で、アカボシゴマダラは4対とのこと。
 教えていただきありがとうございます(^^)

[写真撮影]

2007年09月03日

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