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シオヤトンボの成虫

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シオヤトンボ

[和名・種類]

シオヤトンボ

[学名]

Orthetrum japonicum japonicum

[英名]

-

[名前の由来]

塩屋蜻蛉。

[分布]

北海道〜種子島

[科名]

トンボ目トンボ科

[体色]

♂:淡水色、♀:黄色

[時期]

4月・5月・6月・7月

[特徴・生態]

 平地から山地の水田、池沼、湿地などに生息するトンボの仲間。
 大きさは39mm〜47mmになります。小型で太めのトンボです。春先の早くから姿を現し、植えたばかりの苗代の上などを飛んでいる姿が良く見かけられます。雄は縄張りを見張り、ほかの雄が入ってくるとスクランブルをかけ、にらみ合ったまま急上昇し、最後は別れて1匹だけが戻ってきます。戻ってくるのは、元の縄張りの主である確率が圧倒的に高いです。
 体は白粉で覆われ、雄の腹部を覆う白粉は厚いです。
 昆虫を食べます。
 幼虫は楕円形のヤゴです。腹端に尾(エラ)がありません。
 卵→幼虫→成虫の不完全変態(半変体)を行います。羽化は夜間に行われ、朝方に移動を始めます。一部には、かなり遠くの丘へ移動するものもいます。
 幼虫で越冬します。終齢幼虫期が110日〜200日と長く、越冬して翌春早くに羽化します。
 単独で、植物の多い水面に連続打水して産卵します。雌は産卵の最中でも、ほかの雄が寄ってくると、再度連結して、交尾することもあります。たくさんの固体が集まっている場所では、1匹の雌に対して、2匹〜3匹の雄が激しく空中戦を繰り広げます。

[レポート]

 たぶんシオヤトンボではないかなーと思うんだけど・・・。間違ってる可能性も高いです。模様からシオヤトンボだと思ったんだけど、発生時期がちょっと違うんだよね。翅の部分に黄色というか、オレンジ色というか、そんな感じの模様が入っていたからシオヤトンボかなーと思ったんだけど。
 トンボの仲間は、どれもこれも似たような感じのばかりだから、見分けがつかなくてさー。思っていた以上に種類が多いし、種類ごとの違いが小さくて。難しいねー。
 さらに写真を撮影できる機会が少ないから、なかなか知識が身につかなくてさ。

[写真撮影]

2005年10月14日

[関連ページ]
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