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 マルタニシ
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マルタニシ

[和名・種類] マルタニシ
[学名] Cipangopaludina chinensis laeta
[英名] Chinese mystery snail
[名前の由来] 丸田螺。
別名、ツブ、タツブ、タツボ、タヌシ。
[分布] 本州〜九州
[科名] 巻貝綱(腹足綱)ニナ目(中腹足目)タニシ科
[特徴・生態]  田や沼に生息するタニシ。
 殻高は約6cm、殻径は約4.5cmになります。卵円形で、質は薄いです。螺層は6階で、各層は丸く、よくふくらみ縫合が深くなります。体層は大きくてまるく、殻高の3分の2を占めます。表面は緑褐色の殻皮をかぶり、光沢がありますが、ときに刻点状の小さなくぼみや、2本〜3本の細かい螺肋があります。
 胎生で夏に幼貝を産みます。冬は乾いた田のくぼみの中ですごします。茹でたり、味噌煮や和え物として食用になります。
 昔からのことわざで、「タニシが鳴く」といいますが、実際に鳴くことはありません。
[感想]  淡水の貝殻コレクターって、あんまりいないですよねー。意外と陸産貝殻コレクターは多いんですが。淡水貝も陸産貝も、貝殻が薄いので保存には注意が必要です。ボクは淡水貝や陸産貝には、ほとんど興味がないですねー。見分けがつかないし・・・
 日本国内では、タニシは4種類です。オオタニシ、ヒメタニシ、マルタニシ、ナガタニシ。マルタニシが食用にされることが多いみたいですが、最近ではほとんど食べる人はいなくなりました。
 水田での農薬の使用などにより、個体数がかなり減少してきています。日本人にとって馴染み深いタニシですが、メダカやホタルのように見られなくなる日もそう遠くはないかもしれません・・・
[写真撮影] 2007年09月13日
[関連ページ]
横須賀市自然人文博物館
横須賀自然人文博物館
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