そらいろネット > 身近な貝殻図鑑 > 海の巻き貝 > テングニシ科 > テングニシ
 テングニシ
mixiチェック このエントリーをはてなブックマークに追加

テングニシ

[名前・種類] テングニシ
[学名] Hemifusus tuba
[英名] -
[名前の由来] 天狗螺。
[分布] 房総半島以南
[科名] 巻貝綱(腹足綱)バイ目(新腹足目)テングニシ科
[特徴・生態]  水深約10mまでの浅海の細砂底に生息するテングニシ。
 殻高は約15cm、殻径は約7cmになります。大きなものでは殻高は20cmにもなる大型の巻き貝です。紡錘形で、質はやや厚くて硬いです。螺塔は円錐形で8階です。各螺層には強い肩があって、7個〜9個の大小とがった結節瘤があります。殻は淡黄白色ですが、黄褐色のビロード状の厚い殻皮におおわれています。殻口は広くて長い水管溝に続きます。蓋は長卵形で革質です。
 軟体部の頸(くび)は長く、触覚は短いです。腐肉食性です。
 うちわ状の卵嚢を産みます。縁日で見かける「海ほおずき」は、卵嚢から卵を抜いたものです。親から産み出されたばかりの卵嚢には、本来ならば5000粒〜8500粒の卵が入っています。約1ヶ月後に7mm〜9mmの子貝が約10匹、這い出てきます。残りの卵はすべて、先にかえった子貝に食べられてしまいます。
[感想]  テングニシの貝殻、なかなか落ちてないんだよなー。大きな貝殻だから、もし落ちてたら誰かが拾っちゃうよねー。しかも食用にもなるので、漁師さんが網にかかったとしても、自分たちで食べちゃうだろうし。自分のコレクションとして、ひとつ欲しいなー。
 縁日で売られている「うみほおずき」の正体って、テングニシの卵だったんですね。まったく知らなかったー。海藻かなにかかと思ってたよー。でも最近は、「うみほおずき」って見ないねー。あんまり売れないのかな?僕自身、テングニシの貝殻は欲しいなーって思うけど、「うみほおずき」には興味ないし、子供のころから興味がなかった(^^;)
 縁日では、リンゴ飴とかバナナチョコレートは定番だけど、食べたことないですねー。金魚すくいが好きだったけど、ほとんどすくえたことがない。今になって思うと、金魚なんて欲しくなかったかも・・・(^^;)
[写真撮影] 2007年09月26日
[関連ページ]
横須賀市自然人文博物館
横須賀自然人文博物館
-
-
-
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 ・身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・大人の塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク


  海の巻き貝-テングニシ科  
そらいろネット テングニシ
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved