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いわゆる子宮がんが子宮頸ガン |
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婦人科の悪性腫瘍の中では、もっとも数多くみられます。
子宮はナスビのような形をしており、首の部分を子宮頸部といい、頭の部分を子宮体部といいます。子宮頸部に発生するガンのことです。
子宮体部にできるガンを子宮体ガンといいますが、ガンの性質や治療法はまったく違ったものとなります。 |
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早期発見、早期治療 |
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期別 |
5年生存率 |
T期 |
82.9% |
U期 |
63.6% |
V期 |
40.1% |
W期 |
65.9% |
1983年〜1987年 |
子宮頸ガンの5年治癒率では、T期では84.7%です。進行するに従って治癒率が低下し、W期では14.1%になります。
病気の発見が早ければ早いほど、治療成績も良くなります。 |
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発症のピーク |
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年齢 |
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30歳代 |
13.4% |
40歳代 |
21.6% |
50歳代 |
21.4% |
60歳代 |
23.4% |
1987年 |
初診時の患者さんの年齢は、30歳代から増加し始め、60歳代でピークになります。以後、減少する傾向にあります。 |
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死亡することもあります |
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死亡診断書による統計では、毎年約4500人の方が子宮頸ガンによって死亡しています。 |