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 時代背景・登場人物
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小説のようなモノ

 時代背景

 ここはもう一つの歴史をたどることになった地球。
 ジャポニカ王国そらいろ村のチーズが主人公のスペクタクルロマンス物語である。


 主な登場人物

■チーズ・ソライロ
   人間族ジャポニカ王国そらいろ村の民。 
 この物語の主人公。管理人とは同じ名前であるのは、もう一つの歴史をたどった管理人の生い立ちである。
 ジャポニカ王国の貧村そらいろ村に生まれた十七歳の少年。ジャポニカ王国の農民には名字を名乗ることが許されず、出身の村名を名字として使うことになっている。
 そらいろ村の一部の民には、瞳の色が空の色と同じように変化する者がいる。チーズの瞳も、空の色と同じように変化する。瞳が変化することが、そらいろ村の民の証しでもある。昔はほとんどの者の瞳の色が変化したが、今では少なくなっている。
 名付け親は、実際の両親ではなく、ムラオサ。この村では村での一番の権力者、ムラオサが子供の名前を付けることになっている。ムラオサがピザを食べてチーズで火傷をした日に生まれたことから、チーズと名付けられた。以前は「チーズはどこへ行った?」と口癖のように言っていたが、最近ではめっきり聞かなくなってしまった。
 不治の病に冒されている少年である。その病気がなんであるかは、現代の医学ではわからなかった。

■バロン
   犬族雑種。
 どこにでもいるいたって普通の雑種のオス犬。旅の途中で拾い、その後、共に旅を続ける良きパートナーとなる。毛色は薄い茶色。おなかと口の周りに白い毛が生えている。足元は靴下を履いたような黒。耳、尻尾の先、右目の周りに濃い茶色の毛が生えている。耳と尻尾は垂れている。
 普段は間抜けなことばかりしているが、走ると速い。とても臆病だが、怒ると怖い。


 そらいろ村の人々

■ムラオサ
   人間族ジャポニカ王国そらいろ村のムラオサ。
 かまんべーる村の一番の権力者。元々は別の名前を持つが、代々『ムラオサ』と名乗る風習がこの村にはある。誰であろうと、ムラオサの言葉に逆らうことはできない。
 ムラオサは、村の女たちから一名を推薦し、、村の男たちから一名を推薦し、ムラオサから一名を推薦し、もっとも推薦の多い者が任命される。小さな村であるため、三名とも一致する場合がほとんどである。

■クスシ
   人間族ジャポニカ王国そらいろ村のクスシ。
 そらいろ村のお医者さん。森や林、山や川、動物や虫など、ありとあらゆるものから薬を作り出すことができる。この薬は『カンポウ』と呼んでいる。
 チーズは病弱であるため、クスシの世話になることが多く、比較的仲良くしている。しかし、クスシにもチーズの病気の原因や治療法がわからない。
 ムラオサと同じく、村には一名しかいない。空の色と同じ瞳の色を持つ者しかなることはできない。チーズには、動植物の気持ちがわかる不思議な力を感じ、チーズに後を継がせようと思っている。チーズには薬草を育てさせている。チーズが育てている花は、実はクスシが利用する薬草である。

■カマリア・ソライロ
   チーズの母親。
 年老いた者、怪我や病気の者の介護などを行っている。ところが、チーズの病気には無関心で、ただの怠け者だと思っている。

■テム・ソライロ
   チーズの父親。
 そらいろ村は高山地帯にあるため、酸素欠乏症という病気にかかっており、一部の記憶があやふやで、ろれつがまわらないことがある。
 チーズにはすぐに怒鳴り、暴力を振るい、感情のコントロールを失うことがある。いつも酒に呑まれている。

■ミナミ・ソライロ
   チーズとは同い年の幼馴染みの女の子。
 生まれた日、強い南風が吹いていた事から『ミナミ』と名付けられる。
 容姿端麗にして、気立ての良いとても優しい女の子。村の若者からは、村一番の美人と噂されている。いつもチーズのそばにいて、病気の様子を気遣っている。
 チーズと同じく、空の色と共に目の色が変わる。そらいろ村では、目の色が変わることが、美男・美女の条件のひとつでもある。
 いつしか、チーズの後を追って旅に出る日がやってくる・・・、かもしれない。

■カイヤ・ソライロ
   二十歳の若者のリーダー的存在。チーズの幼馴染みであるミナミに気があり、仲良くしているチーズをよく思っていない。チーズが村の女に気に入られているのも、気に入らない理由の一つにあるらしい。武芸に秀で、相撲を取るのが好き。
 リーダー的存在ではあるが、粗暴さが目立つため、村の大人たちからはあまり好かれていない。
 蚊がたくさん発生し、ムラオサが「蚊はいやだー。」と叫び続けていた日に生まれたことから、カイヤと名付けられる。

■ムッシュ・ソライロ
   カイヤとは二つ違いの十八歳の若者。子供のころから仲がよく、一緒に武芸に励んでいるがカイヤにはかなわない。カイヤと同じく、粗暴な男である。なぜか、ピエールというあだ名で呼ばれている。
 マッシュルームの収穫の日に生まれたことから、ムラオサがムッシュと名付けた。

■オルブライト・ソライロ
   チーズと同い年の十七歳の若者。いつも、カイヤと、ムッシュの三人でつるんでいる。三人で相撲や剣術に励んでいることが多く、汗みどろでいるため、ミナミは『臭い三連星』と呼んでいた。いつも三人でチーズに嫌がらせをしてくる。
 ムラオサが人妻に恋をしてしまい、夜這いをしようとしたが勇気がなくなにもできなかったため、自分の奥手がと責めていた。そんな日に生まれたため、オクテガと名付けられたが妻が激昂してオルブライトにした。周りには「コーヒーにオルブライト」と苦肉の言い訳をしている。この村では、夜這いはそれほど珍しくない。

■エミコ・ソライロ
   村一番の料理上手で、村一番のおしゃべりと評判のなおばちゃん。
 喋りだしたらムラオサでさえも止めることができない。
 時として、クスシに頼まれ料理を作ることもある気のいい一面も持っている。チーズの食欲が落ちたときに食べさせる栄養価の高い食事である。クスシが作ると苦い薬になってしまうが、エミコが作ると美味しい料理に作ることができる。


 旅の途中で出会う人々

■ルーズ
   キジン星人。皇帝。
 宇宙の多くを支配する独裁者。地球人が宇宙で暮らしだし始めたのをよしと思わず、地球を支配すべく、マーズを地球に送り込む。しかし大雑把な性格のため、なかなか思い通りにことが進まない。

■マープ
   キジン星人。
 三つ子の長男。誰にも負けない知恵を有している。まだ十七歳だが、気苦労が多いため頭の毛が薄い。あまり武芸は得意ではないが、優秀な頭脳で重用されている。ルーズ皇帝の右腕的存在。

■マーク
   キジン星人。
 三つ子の次男。誰にも負けない優しい心を持つ。ルーズ皇帝に忠誠を誓っているふりをしているが、心の中では反発している。末っ子のマーズをとても大切に思っている。

■マーズ
   三つ子の末っ子。ルーズ皇帝の陰謀により地球という星に送り込まれた。しかし、大気圏突入時の衝撃により記憶を失ってしまう。
 現在は地球の平和のために戦う、若き戦士。

■グレゴリオ
   放出系の技を得意とする。
 学費を免除してもらい医科大学に入学するためにレンジャーの資格を取得する。コワモテで黒のスーツに黒のサングラスといういでたちが特徴的で、一見SPのようで情に薄い人間に見えるが実はとても義理堅い。

■エドワルド・エルミック
   具現化系の技を得意とする。
 鋼鉄のように固い意思を持つことから鋼鉄の錬金術師の異名を持つ優秀なレンジャー。身長が低いことにコンプレックスを持ち、七つ集めるとどんな願いでも叶うと言われる賢者の石を探すため兄弟で旅を続けている。

■スグル
   強化系の技を得意とする。ニンキクン星人の王子様。
 プロレス界の世界チャンピオン。お調子者で目立ちたがりやだが、いざとなると計り知れない力を発揮する。天丼をこよなく愛している。あまりトレーニングは好きではない。

■ヨン・ザマ
   操作系の技を得意とする。東京都武蔵野市東吉祥寺出身。メカドライブのパイロット。
 父親は経済評論家、母親は教育評論家という裕福な家庭に育った。モトクロスのレーサーを目指しているようでもあったが、空手にも挑戦をする。将来への希望が見出せないまま軍隊に入りメカドライブのパイロットとなる。剣を使った戦い方の見事さから聖剣士の異名を持つ優秀なパイロット。

■ユウカ
   癒し系の技を得意とする。
 動物や自然を愛する心優しい女の子。芸能活動、執筆活動など、最近では幅広い分野での活躍が目立つ。ミニチュアダックスフントのアラーをいつも連れて歩いている。バロンのお散歩友達となる。

■リョウ・アゼクラ
   憑依系の技を得意とする。
 吹き抜ける風のように自然体で、のんびりとした性格の男の子。資格さえあれば楽に暮らせると思い、レンジャー試験を受験する。


 固有名詞解説

■レンジャー
   国連の一機関、国連レンジャー協会が試験を行った上で交付するレンジャーカードを持つ者の事。超能力を持ち自らの気を操ることができる者にしか資格を与えられることはない。超能力への覚醒があった場合、レンジャー試験を必ず受けなければならない。
 レンジャーの資格を得ると、数々の特権が与えられる代わりに同等の代価が必要とされる。税金・公共料金・公共施設利用料が免除され、宿泊施設・交通機関などもほぼ無料に近い値段で利用することができる。鎖国中の国にもパスポートなしで入国可能となる。しかし、選挙権、社会保障制度、年金などは得ることができなくなる。
 レンジャーの中には三百歳以上の者もめずらしくない。

■メカドライブ
   人型白兵戦闘用兵器。
 戦争が世界中に拡大し技術の発展によりレーダーでの敵の捕捉が不可能になり、目視による敵の捕捉・攻撃が必要となり作り出された。のちにサイコシステムが開発され、パイロットの脳波や心音とシンクロし、より高度な戦闘が可能となる。しかし、操作系の技に習得していなければシンクロ率を上げることができない。
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