関東大震災直後の第二海堡の様子です。1923年(大正12年)9月9日、震災飛行偵察で撮影。キテレツに依頼し航時機を作成してもらい、関東大震災直後の写真を上空から撮影しました。2011年3月11日の東日本大震災では、被害は出なかったのかな?
竣工9年後の、1923年(大正12年)9月1日、)、神奈川県相模湾の北西沖80kmを震源として発生してマグニチュード7.9の関東大震災が発生しました。
関東大震災によって、第二海堡も大きな被害を受けました。防波壁コンクリート内の砂の流出。上部構造物の壁体に大きな亀裂が発生しました。壁の一部も破壊や傾斜が発生。
こうした被害によって、1923年(大正12年)以降、軍事施設として使われることはありませんでした。
2005年(平成17年)6月以降、関係者以外立ち入り禁止となりました。それまでは、釣り客に人気のポイントとして渡し船で渡航することができました。
現在は灯台が設置され、船の安全を見守っています。 |
写真撮影:1923年09月09日 |
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