そらいろネット > 三浦半島観光地図 > 千葉県 > 富津市富津 > 第二海堡

第二海堡


第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 走水に行ったら、沖の方に見慣れない小島が見えました。猿島でもないし、なんだろうと思っていたら正体が判明。第二海堡でした。東京湾に浮かぶ島は猿島だけだと思っていたんですが、海堡のような人工島もあったんですね。
三浦半島観光地図:横須賀市走水
 第一海堡、第二海堡、第三海堡は、観音崎-富津岬-猿島の防衛ラインをより強固にして、敵艦の東京湾への侵入を阻止する目的で、明治新政府によて海中に築造された砲台です。第三海堡の遺構は、横須賀市平成町にある「うみかぜ公園」に展示・保存されています。
三浦半島観光地図:横須賀市猿島
三浦半島観光地図:横須賀市平成町・うみかぜ公園
三浦半島観光地図:横須賀市平成町・東京湾口航路事務所
 第二海堡は、第一海堡の西2577mの場所にあり、水深8m〜12mの海中に築かれました。1889年(明治22年)8月に着工し、1914年(大正3年)6月に竣工しました。
 49万立方メートルの石材、30万立方メートルの砂が使用され、50万人の人夫が使役されました。海堡の埋め立て造成費は当時で79万円かかりました。現在の貨幣価値に換算すると、約50億円です。
写真撮影:2008年04月02日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 観音崎の海岸から見た、第二海堡です。天気も良いので、ハッキリと見えました。空気が澄んでいたら、もっとクッキリと見えるんじゃないかな。望遠機能のしっかりしたデジカメも必要だけど。もっと性能の良いデジカメが欲しいなぁ〜。
三浦半島観光地図:横須賀市鴨居
 以前は釣り人を乗客とした渡船がありましたが、第二海堡の倒壊の危険性があるため、海上保安庁の指示で行けなくなってしまいました。渡船があるうちに、一度は行ってみたかったなー。釣り人に人気の場所でしたが、廃墟マニアにも人気の場所だったので。
 どうしても見に行きたい人は、自分で船を用意すれば、、、行けないことはないのかな?ドンキホーテで1970円で購入したゴムボートで、猿島を目指した猛者もいたし。
 第二海堡は関東大震災で倒壊してしまったのですが、観音崎から見ても、一部が崩れている様子を見ることができます。
 現在は、耐震化工事などが行われたため、灯台や消防演習所として利用されています。廃墟や、戦時遺構はなくなってしまったみたいです。
写真撮影:2008年08月15日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 第二海堡の兵備は、以下のようになっていました。
27センチカノン砲塔 27K砲塔 1基
27センチカノン隠顕砲架式砲台 27K隠顕式 4門
15センチカノン砲塔砲台 15K砲塔 4基
7.5センチ速射カノン 7.5速K 10門
機関砲   10門
探照灯   1基
水雷用探照電灯   1基
 隠顕砲(いんけんほう)とは、防護壁の内側に隠れて、射撃の際に砲身が持ち上がる大砲のことです。
写真撮影:----年--月--日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 関東大震災直後の第二海堡の様子です。1923年(大正12年)9月9日、震災飛行偵察で撮影。キテレツに依頼し航時機を作成してもらい、関東大震災直後の写真を上空から撮影しました。2011年3月11日の東日本大震災では、被害は出なかったのかな?
 竣工9年後の、1923年(大正12年)9月1日、)、神奈川県相模湾の北西沖80kmを震源として発生してマグニチュード7.9の関東大震災が発生しました。
 関東大震災によって、第二海堡も大きな被害を受けました。防波壁コンクリート内の砂の流出。上部構造物の壁体に大きな亀裂が発生しました。壁の一部も破壊や傾斜が発生。
 こうした被害によって、1923年(大正12年)以降、軍事施設として使われることはありませんでした。
 2005年(平成17年)6月以降、関係者以外立ち入り禁止となりました。それまでは、釣り客に人気のポイントとして渡し船で渡航することができました。
 現在は灯台が設置され、船の安全を見守っています。
写真撮影:1923年09月09日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 2007年(平成19年)3月、タケコプターを使用して上空から撮影しました。
 1955年(昭和30年)9月30日、アメリカ軍から日本に返還されました。千葉財務の財産となりました。
 1962年(昭和37年)3月22日、第三管区海上保安部の財産に編入されました。土地登録面積は47798uです。
 第二海堡の正確な住所は、「千葉県富津市洲端2433番地」です。ちなみに第一海堡は富津市黒塚、第三海堡は横須賀市です。
 洲端に掲載しても他に何も掲載するものがないので、便宜上、一番近い富津として掲載しています。
写真撮影:----年--月--日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 第二海堡の設計図のようなものです。
 第二海堡の防波壁の水深は、満潮面より10m〜11m下にありました。第二海堡の基礎は強固で軟弱ではなかったため、捨石が沈下することはありませんでした。
 波力も干潮面下1m以下に及ぶことはありませんでした。
 水中作業には、素潜りの潜水夫と器械潜水夫を使用しました。
 第二海堡での防波壁工事は好結果を得られたため、以後の第三海堡の防波壁工事にも同じ工法が採用されました。
写真撮影:----年--月--日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 東京湾第二海堡基礎試築の図です。
 第二海堡の使用材料と工事費は、以下の通りです。明治22年〜明治32年までの実績額で、工事費は埋め立て造成費のみです。大砲などの兵備費は含まれていません。
石材
(立方メートル)

(立方メートル)
人夫
(人)
費用(円)
(円)
埋め立て材等 職工・人夫
485968 299243 495855 543719 247928 791647
写真撮影:----年--月--日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 第二海堡の建設に使われた船、五大力船。
 基礎石の投入にあたって、割栗石を目的の場所に投入できるように浮標を目的地付近に設置し、浮標に係留して割栗石を投入しました。積載船に使用されたのが、五大力船やダルマ船です。
 五大力船は東京湾内を中心とする関東周辺で使用された和船です。船の大きさは長さ9.4m〜19.7m、幅2.4m〜5.2mです。
 海上輸送が発達した江戸時代におもに活躍し、昭和初期まで使われました。穀類・薪炭などの運送、人員輸送に使われ、江戸日本橋本船町の河岸と上総国木更津村間で貨客輸送を行っていた船は特に木更津船と呼ばれ、歌川広重の浮世絵にも描かれています。
 河川を航行できるように喫水が浅く船体の幅が狭くなっています。そのため、海からそのまま河口に乗入れて河岸に横付けすることができました。海では帆を立てて帆走し、河川では棹が使用できるよう舷側に棹走りと呼ばれる台が設置されています。
写真撮影:----年--月--日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 キテレツに依頼し航時機を作成してもらい撮影しました。1907年(明治40年)、第二海堡概成後の写真です。
 多くの船が行き交う東京湾口航路は、全国のコンテナ貨物の約40%を扱う東京湾の玄関口です。その近くに、首都防衛を目的とした第二海堡が建設されています。
 首都圏直下型地震が発生した場合、法面が崩壊する可能性があるため、土砂の流出防止対策として、第二海堡外周に鋼管矢板を打設する工事を行っています。
 第二海堡周辺は良好な漁場となっているため、施工にあたっては漁業環境に配慮し、陸上から作業を行っています。
写真撮影:----年--月--日

第二海堡

シーサイドライン野島公園駅下車 村本海事定期便30分
 地図
第二海堡
第二海堡
 改修工事を行う護岸では、「自立式鋼管矢板構造」を採用しています。
 第二海堡は外周の海底部に基礎石を投入した上に、間知石と呼ばれる大きな石材を積み上げ、その内部を土砂で埋め立てて建造されました。関東大震災やアメリカ軍の爆破によって護岸が大きく崩壊し、石材が地中に埋没したり、間知石がそのままの状態で存在していたりします。
 鋼管矢板を打設する箇所の石材などの支障物を撤去するために、ケーシングと呼ばれる円筒形の鋼管を建て込み、回転しながら支障物を切断し、所定の深度まで押し込みます。
 ケーシング内部にハンマグラブと呼ばれる中掘機械を挿入し、支障物の掘削を行います。
 所定の深度まで掘削が終わると、ケーシング内部に置き換え砂を投入して、ケーシングを引き抜きます。
 鋼管矢板を建て込み、打設します。打設は振動や騒音に配慮した工法として、ウォータージェット併用バイブロ工法が採用されています。
 鋼管矢板打設後、上部工や背後の埋戻しなどを行い、完成となります。
写真撮影:----年--月--日
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 ・身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 ・身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 三浦半島観光地図
 ・無料で塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク

手造りの本物の味ピーナッツバター(有糖)
千葉勝浦産 カツオ 一本物
るるぶ千葉房総’11 (るるぶ情報版海外)
るるぶ千葉房総’11 (るるぶ情報版海外)
人文・社会・歴史・日本史

  千葉県富津市富津  
そらいろネットホーム 第二海堡
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved