ヨコカル祭

ヨコカル祭

　2015年、突然現れた横須賀サブカルチャーフェスティバル「ヨコカル祭」。
　ハロウィンの仮装と、アニメやゲームなどサブカルチャーを融合させ、仮装とコスプレを同時に楽しむことができるイベントです。
　ロケーションの美しい海辺にある三笠公園と、迫力ある記念館三笠でコスプレイベントが楽しめます。さらに、自然と廃墟、砂浜が広がる猿島では幻想的なコスプレ撮影が楽しめる場所となています。
　コスプレだけではなく、痛車展示、地元グルメ、ステージイベントもあります。

●アニメオフィシャルグッズ販売
　横須賀が舞台となったアニメ作品「ハイスクール・フリート」に関するショップが出店。横須賀女子海洋学校模擬店、フィギュアや受注商品の展示、公式コスプレイヤーの登場、公式痛車の展示。
　はいふりを応援してくれたさかくら総本家では、ハイスクール・フリートコラボのお饅頭やサイダーなど。海軍カレーで有名な株式会社ヤチヨからは、もちろん海軍カレー。本屋と言ったら平坂書房の株式会社平坂書房からは、痛印の実物見本展示と試し押し、申し込み受け付け。
　さらに、最新KADOKAWAアニメ作品の展示・販売。「終末のイゼッタ」関連の展示があります。
●痛車展示
　記念艦三笠の目の前に、アニメやキャラクターの痛車・萌え車が約65台集結します。
●三浦半島大収穫祭
　横須賀グルメグランプリ優勝の「アジSAKUタコス」よこすか猿麺をはじめ、よこすか海軍カレー、さざえのつぼ焼き、新鮮な野菜、三浦レモンケーキなどのスイーツなど、全15店舗で多種多様な三浦半島の味を楽しめます。横須賀ペリー黒船艦隊では、ヨコカル祭限定の公式コラボドリンクが販売されます。各種キャラクターをイメージした全7種類のコラボドリンクです。
●特殊メイク体験
　小道具やハロウィンメイクを用いた仮装を、誰でも気軽に体験することができます。
●ライブイベント
　見どころいっぱいの無料ステージです。
●コスプレ写真撮影
　三笠公園、記念艦「三笠」艦内、猿島公園でコスプレ写真を撮影することができます。コスプレ参加登録料1500円、カメラマン参加登録料1500円です。三笠入艦料は600円、猿島往復乗船券1300円、猿島公園入園料200円です。
●スマホスタンプラリー
　ハイスクール・フリートとブレイブウィッチーズのスペシャルスタンプラリー。三笠公園内に10ヶ所のスポットが用意されており、そのうち6ヶ所に当たりがあります。「舞台めぐり」アプリでキャラクターを撮影しブースで掲示すれば、ノベルティグッズのポストカードがもらえます。

ヨコカル祭ステージイベント｜横須賀市稲岡町 - 三浦半島観光地図
三笠公園｜横須賀市稲岡町 - 三浦半島観光地図
記念艦三笠｜横須賀市稲岡町 - 三浦半島観光地図
猿島｜横須賀市猿島 - 三浦半島観光地図

　メイン会場の三笠公園を飛び出して、横須賀HUMAXシネマズで週末のイゼッタのスタッフトーク付き上映会が行われました。映画館の大きなスクリーンで、大迫力の映像と濃厚なトークが楽しめます。
　今年の横須賀は、ハイスクール・フリートに乗っかっています！！よこすか×「ハイスクール・フリート」グルメスタンプラリーも実施中です。

　2016年は2015年の1万1000人を大幅に上回るおよそ1万3500人もが訪れる大イベントとなりました。
　来年はさらなる混雑が予想されます。

ハイスクール・フリート

ハイスクール・フリート

　ヨコカル祭に向かっている途中、すでにチラホラとコスプレをしている人を見かけていたので、横須賀で数多く行われているイベントとは違うなーなんて思いながら歩いていました。
　会場に入るとすぐ、コスプレをしている女の子を発見！しかもかなりのハイレベル！！
　「はいふり」こと、ハイスクール・フリートの公式コスプレイヤーさんだったみたいです。写真を撮らせてもらいたかったんですが、恥ずかしくてお願いできず、かなり遠くから写真を撮らせてもらいました。
　公式痛車も展示されていました。

終末のイゼッタ

終末のイゼッタ

　むむっ！！
　戦艦三笠に搭載されていた対戦車ライフルですね！！
　だがしかし、こんな装備ってあったっけ？
　教えていただいた情報によればシモノフPTRS1941という対戦車ライフルだそうです。
　主人公がライフルにまたがって空を飛ぶんだって教えてもらったんですが、それって本当ですか？
　今の時代、魔法使いのほうきが、対戦車ライフルで代替しているということでよろしいのでしょうか？

ガールズ＆パンツァー

ガールズ＆パンツァー

　「がるぱん」こと、ガールズ＆パンツァーの公式ショップです。
　ちょっと前の暴走族っぽい公式痛車も展示されていました。痛車は戦車じゃないみたいです。
　ガールズ＆パンツァーを見たことのある人のほとんどは、なんで学生が戦車なんて乗るんだろう、そんなバカな話があるわけないだろーなんて思いながら見始めたと思うんですよー。
　だけどね、面白いんです！！
　あり得ないくらいぶっ飛んだ設定なんですが、見ていくうちに違和感なく受け入れて見てしまうんですよー。

ガールズ＆パンツァー

ガールズ＆パンツァー

　ちょっと古い作品だからなのかな、それともわりと実物の戦車を見慣れている横須賀市民だからでしょうか・・・
　なんで戦車じゃないんだって感じた人も多いのではないでしょうか。
　陸上自衛隊に協力してもらっても、戦車は持ち込めないですよねー。高機動車なら来てくれるかもしれません。

痛車

痛車

　金剛型戦艦の痛車です。
　どこかで見たことのある人がいるなーって思っていたんですが、なんと、知り合いの車でした！！
　車の話は聞いていたんですが、まさかここまで本格的にやっていたとは！！
　しかもまさか、車を展示しているなんて！！
　いろいろなことが一度に起きすぎて大混乱でした。

痛車

痛車

　こちらも金剛型戦艦の榛名さん。
　榛名、感激です！！
　艦これに登場するキャラクターなんですが、実は私も好きなキャラクターのひとつなんです。阿武隈とか、潮とかも好きです。
　やっぱり、金剛型は人気がありますねー、コスプレイヤーの人たちも何人も見かけました。

記念艦三笠

記念艦三笠

　記念艦三笠の艦橋は、いつもと違う光景が広がっていたんですが、不思議と違和感ないんですよねー。
　誰がコスプレをしている人で、誰がホンモノで、誰が一般観光客なのか、もう全然わかりませんよー。
　だってさ、普段着のコスプレをしている人だって混ざっているのかもしれないんですよ！！
　観光客のふりをしているコスプレイヤーもいるはずなんです・・・

記念艦三笠

記念艦三笠

　記念艦三笠の甲板上では、そこかしこで記念撮影をしていました。
　メインは艦首の主砲砲塔前なんですが、こちらは整理券をもらわないと入ることができないシステムになっています。
　「蒼き鋼のアルペジオ」のクルーたちと、「甲鉄城のカバネリ」の無名ちゃんたちです。
　ピンク色のハカマを履いている女性は、サクラ大戦でしたっけ？見たことある気がするんですが、どうしても思い出せなくて、かえって気になってしまいます。

ホンモノ？

ホンモノ？

　一瞬、ホンモノかなって思ってしまいました。
　だって、横須賀ってたまに迷彩服を着た人がパトロールしてたりすることもあるじゃん？
　普段着で歩いている方が恥ずかしいなって感じるところもあって、自分も来年はコスプレをして行った方がいいのかなって気がしました。
　もし自分がコスプレをするとしたら、背広を着て、羽織を羽織って、帽子とステッキです(^_^;)
　イメージするのは明治の小説家ね。

グルメゾーン

グルメゾーン

　グルメゾーンには三浦半島を代表するグルメが勢揃いしました。
　お好み焼きとか、ヨーヨーすくいみたいな縁日の露店ではなくて、地元のお店が出店しているっていうのがいいですよねー。
　横須賀以外から訪れる人の方が多いと思うので、そういった人たちに横須賀をPRすることができるし、横須賀のことを知ってもらうきっかけにもなるし。
　ヨコカル祭に参加すると街を歩いたりする時間が作れないと思うので、会場内で横須賀グルメっていうのはとても良いなって思いました。

グルメゾーン

グルメゾーン

　三笠公園内って、どこを歩いていてもコスプレイヤーさんを見かけるんですよー。
　普通に歩いていて、友達と喋ったりとか、ご飯を食べてたりとか、イベントに参加していたりとか、それがごく普通の光景に見えるんですよー。
　違和感なく溶け込んでいるっていうことに、違和感を覚えてしまうんです(^_^;)
　不思議な空間にいるような錯覚を感じます。

野外ステージ

野外ステージ

　野外ステージでは黒山の人だかりです。
　ここを訪れる人の最大の目的は、「米海軍第7艦隊音楽隊」です！！
　個人的な感想ではありますが、長く続けば横須賀を代表するイベントに成長するだろうと感じました。
　コスプレは日本産ハロウィンイベントとも言えますし、サブカルチャー分野は日本を代表する世界に発信できる産業でもあるので、三笠公園だけではなくベースでも同時開催するようになったら、日本を代表するようなイベントになるかもしれないと期待しています。