海岸や河原などに生える越年草。北アメリカ原産の植物をヨーロッパで作出された園芸植物ですが、日本へは明治のはじめに渡来し、野生化しました。戦後には、アレチマツヨイグサに追われて少なくなってきています。
茎は有毛で、高さ80~150cmになります。毛はかたく、基部はふくれて、暗赤色を帯びます。
枝先に径約7cmの黄色い4弁花が夕方から咲き、朝になるとしぼみます。涼しいと日中でも咲くことがあります。しぼんでも橙色にはなりません。
葉は柄がなく、波状鋸歯のある卵状披針形です。先はとがります。
萼筒は長さ3~5cmで、基部に長さ2cmほどで円柱状の果実ができます。
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