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▼ ススキ(薄) ▼

ススキ

[名前] ススキ
[学名] Miscanthus sinensis
[名前の由来] 薄、芒。すくすく育つ木の意味だと言われています。
別名、オバナ(尾花)。古名で、花穂の姿から。
別名、カヤ(茅)。葉で屋根をふくことから刈屋根の意味。
[分布] 日本各地
[科名] イネ科ススキ属
[花色] 茶色(白色、黄褐色、紫色)
[花期] 8月9月10月
[特徴]  日当たりの良い山野にもっとも普通に生え、大きな群生をつくる大型の多年草。朝鮮、中国などにも広く分布しています。
 茎は大きな株となり、高さ1m〜2mになります。
 花序は長さ15cm〜30cmで、枝を放射状に出し、長さ4mm〜7mmの多数の小穂をつけ、基部には長い毛が生えます。白色、または黄褐色、ときに紫色を帯びます。
 葉は縁に細歯のある長さ50cm〜80cmの線形で、中央脈は太く白い。葉裏はやや粉白色をおびます。基部は長い鞘となります。
 秋の七草のひとつです。葉を刈って、茅葺き屋根に用います。観賞用の園芸品種もあります。
[感想]  近くから見ると、なんだかわからないでしょ?これススキなんですよ。普通に見られるススキの穂は、花が終わったあとの穂なんだと思います。これが本当のススキの花。黄色いのがオシベになるはずです。メシベは見えないのかな、良くわかんない(^^ゞ
 ススキは風媒介花なので、風で花粉を飛ばして受粉をします。スギと同じですねー。草本ではイネ科やキク科に多いですね。
 花といっても、綺麗って感じではないですねー。
[撮影日] 2006年10月10日
[関連写真] 身近な植物図鑑:ススキの穂(2005年10月06日)
身近な植物図鑑:ススキの野原(2006年10月10日)



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