[名前] |
オオバイノモトソウ |
[学名] |
Pteris cretica |
[名前の由来] |
大葉井の許草。葉の大きなイノモトソウのこと。イノモトソウとは井戸のそばに生えることから。
別名、プテリス。 |
[分布] |
東北地方西部以西 |
[科名] |
イノモトソウ科イノモトソウ属 |
[花色] |
褐色 |
[花期] |
不明 |
[特徴] |
常緑樹林や、林縁などに生える常緑のシダ植物。
有性生殖を行うものや無融合生殖を行うものなど、染色体数にも変異があり、多くの系統があります。
葉は羽状複葉です。胞子をつけない葉の葉柄には毛がまばらに生え、栄養葉では曲がって葉が垂れます。幅は1.5cm〜3cmで、不規則に波打ち鋸歯があります。葉脈は平行に走り、まばらに2分岐します。胞子嚢を付ける葉は大きく、縁は内側に巻き胞子嚢群がつきます。
よく似た植物にイノモトソウがありますが、全体的に小柄で、葉に翼があるので区別することができます。
観葉植物ではプテリスとして使用されます。 |
[感想] |
ミニ観葉として100円くらいで購入したプテリス。鉢植えにしたり、ハイドロカルチャーにしたりして、長い間大切に育ててきました。
と、こ、ろ、が、ある日、雑木林の中にはいってみると、そのプテリスがわんさか生えているではありませんか!その光景を目にしたときは、僕は自分の目を疑いましたね。園芸用に育てられていた植物が、まさかこんなにたくさん自然界に帰化して繁殖していたのかと・・・
そしてオイラは勉強した!そしたら、プテリスはイノモトソウの仲間の園芸品種だそうで、自生していたものはオバイノモトソウという在来種でした。雑木林の斜面などに多く生えているシダ植物だとか。 |
[撮影日] |
2006年11月02日 |
[関連ページ] |
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