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サボテン栽培-2009年03月10日-


サボテン
[和名・種類]

サボテン

[学名]

Cactaceae

[英名]

Cactus

[名前の由来]

仙人掌。本来はウチワサボテン属の一種に付けられた名前ですが、一般にはサボテン科の植物の総称として用いられます。

[分布]

南アメリカ

[科名]

サボテン科サボテン属

[花色]

紅色・白色・淡黄色など

[花期]

不明

[特徴・解説]

 日本には寛永年間にオランダ船が長崎にもたらしたのが始まりとされ、以来、民衆の愛玩植物となり、明治30年代、大正の初め、昭和初期に大流行しました。
 約150属2000種があり、メキシコを中心とした南北アメリカ大陸の乾燥地に広く分布する熱帯植物です。しかし、アンデスなどの標高4000m以上の高冷地に生育するものや、熱帯雨林の樹木に着生するものなどもあります。産地、種類により生態も変われば、形態も千差万別で、植物の環境変異の良い見本となっています。
 多くは乾燥に耐えるため葉をなくし水分の蒸散を防ぎ、茎は多肉質となって保水の役目を果たします。トゲは外敵から身を守るためと考えられています。
 花はふつう花弁と萼の区別がしにくく、雄しべは多数、雌しべは1本で子房は1室です。
 果実は液果で汁が多く、多数の種子ができます。
 鑑賞以外にも、トゲなしサボテンの飼料用のほか、薬用植物としても研究が行われています。果実からジャムやゼリーを作ったり、サボテンの漬け物も作られています。また、サボテンに寄生するエンジムシからは染料(コチニール)が採れます。

[観察・感想]

 サボテンの花の写真です。
 サボテンの管理は、ついついサボってんですが・・・。今年も花を咲かせてくれました。1年を通して、ほとんど変化が見られないサボテン園芸ですが、花の咲く時期だけは変化がありますね。花の大きさは小さいですが、鮮やかで綺麗な花を咲かせてくれるサボテンです。
 サボテン園芸にはこだわりがありまして、タネから育てているんです。タネから育て始めて、もう10年以上になると思います。ほとんど大きくならず、米粒大のサイズで数年が経過しました。やっと大豆くらいのサイズになったときは、サボテンの存在すら忘れてしまうほどの年月が経過していました(^^ゞ
 タネを蒔いてから、花が咲くまで、10年くらいかかったかなー。タネの入っていた袋には、20個くらいのサボテンが作れるって書いてあったんですが、実際にできたのは2個だけ。それでも時間の経過と共に枯れてしまい、現在は2個だけになっています。数年後には0個になっちゃうんだろうなーと思います。
 サボテンのタネって、ケシの実よりも小さくて、粉みたいですよ。

[写真撮影]

2009年03月10日

サボテン科の植物
サボテン科
ウチワサボテン
ウチワサボテン
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2008年05月26日 そらいろネット 2005年09月12日
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