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クヌギ栽培-2008年04月13日-

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クヌギ

[和名・種類]

クヌギ

[学名]

Quercus acutissima

[英名]

Sawtooth oak

[名前の由来]

国木(くにき)の転訛とする説。
または、 ドングリが食用になるので食之木(くのき)が転訛したとする説など。

[分布]

本州以南

[科名]

ブナ科コナラ属

[花色]

黄褐色

[花期]

4月・5月

[特徴・解説]

 丘陵や山地などに生える、雑木林の代表的な落葉高木です。
 高さは15m、直径は60cmほどになります。萌芽によって更新されるため、株立ちになっていることが多いです。
 樹皮は灰褐色で、厚く、不規則に深く割れます。本年枝には灰白色の短毛が密生しますが、翌年には無毛になります。丸い皮目が散生します。冬芽は4m〜8mの長卵形で、芽鱗は20個〜30個あります。
 葉は互生し、葉身は長さ8cm〜15cm、幅3cm〜5cmの長楕円状披針形で、洋紙質です。先端は鋭くとがり、基部は枝先の葉はくさび形、枝の付け根のものほど丸みを帯びます。縁には波状の鋸歯があり、鋸歯の先端は長さ2m〜3mの針になります。側脈は13対〜17対です。表面は始め軟毛がありますが、のちに無毛になります。裏面には脱落しやすい黄褐色の軟毛があります。
 雌雄同株です。葉の展開と同時に開花します。雄花序は長さ約10cm、葉が開ききる前に新枝の下部から垂れ下がります。花序には軟毛が多く生えています。雄花の花被は直径約2.5mで、雄しべは3個〜6個です。雌花は新枝の上半部の葉腋につき、花柱は3個です。
 果実は直径2cm〜2.3cmの堅果です。翌年の秋に成熟します。殻斗には線形の鱗片がらせん状に密生します。
 アベマキは葉の裏面が灰白色になります。薪炭材、器具材、シイタケの原木、落ち葉は肥料などに使用されます。夏期にはカブトムシやクワガタムシを目当てに、子供たちが集まります。

[観察・感想]

 クヌギの雄花の写真です。まだまだ、つぼみの状態ですね。もう少しで、花が咲くと思います。花が咲くと言っても、地味な花なので、咲いているのかどうか、良くわからないような花ではありますが。
 身近な場所にクヌギが生えていないので、ドングリができたら採りに行ってみようかなー。三浦半島ではドングリといえばマテバシイが多いので、クヌギは貴重な存在です。昆虫図鑑を開けば、カブトムシやクワガタムシの集まる木はクヌギやコナラと紹介されていますが、三浦半島ではクヌギもコナラもあまり生えていません。
 クヌギの雌花は、気が付かないくらい目立たない場所に咲きます。じっくりと観察をしないと、クヌギの雌花は見付けることができないくらい小さくて目立ちません。デジカメで写真を撮るのは、ちょっと困難ですねー。見付けるのも難しいし。

[写真撮影]

2008年04月13日

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