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チェリーセージの花


チェリーセージの花

[和名・種類]

チェリーセージ

[学名]

Salvia microphylla

[英名]

Cherry sage

[名前の由来]

ちぇりーせーじ。サルビア・ミクロフィラ、サルビア・グレッギー、または両者の交雑種の総称。サクランボのような香りがあることから。
別名、サルビア・ミクロフィラ、サルビア・グレッギー。学名から。
別名、ホットリップス。品種名から。

[分布]

メキシコ原産

[科名]

シソ科アキギリ属

[花色]

紅色桃色白色

[花期]

5月6月7月8月9月10月11月

[特徴・解説]

 メキシコ原産の多年草。
 茎は株立ちし、高さ50cm〜150cmになります。下部は木質化します。
 茎頂や葉腋から花穂を伸ばし、径約2cmの舌状花を咲かせます。花冠内の基部付近に突起物があります。紅色や桃色のほか、白色に舌唇株が紅色になる品種もあります。
 葉は対生し、3cm〜5cmの卵形〜倒卵形です。縁には鋸歯があます。裏面はやや白色を帯びます。
 果実は文果です。
 原産地では小低木となります。全体に芳香があり、葉をもむと果物のような甘い芳香があるため、ハーブとして使用されます。観賞用として、庭や鉢植えに栽培されます。丈夫で育てやすく、地植えが向いています。挿し木で増やすことができます。

[観察・感想]

 チェリーセージの花の写真です。
 正確には、チェリーセージは2種類の植物、またはその交配種の総称です。見分けは困難なため、まとめてチェリーセージと呼ばれています。葉の形で見分けるのが良いのかもしれませんが、園芸品種では両者の特徴を併せ持ったものも存在するため、やはり見分けは困難だと思います。
 園芸店でも、学名で流通することは少なく、チェリーセージの名前で流通しています。
 日本に渡来したのは比較的最近になってからのためか、和名はないみたいです。セージの和名はヤクヨウサルビアなので、「サクラサルビア」あたりが和名としては適当かもしれません。って、勝手に名付けてみました(^^ゞ。でも、サクラサルビアが和名だったら、なかなか良い名前だと思いませんか?
 丈夫で育てやすい植物なので、放置したままでも花が咲いているのを見かけることがあります。マンションの花壇などで、放置されたままのチェリーセージが咲いていたりします。

[写真撮影]

2008年09月07日

[関連ページ]
チェリーセージ
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