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ゴーヤの果実


ゴーヤの果実

[和名・種類]

ゴーヤ

[学名]

Momordica charantia

[英名]

Bitter melon

[名前の由来]

ゴーヤ、ゴーヤー。中国語の苦瓜や涼瓜から。
別名、ニガウリ(苦瓜)。果肉が苦いことから。
別名、ツルレイシ(ツルレイシ)。つる性で、イボに覆われた果実の外観や完熟すると仮種皮が甘くなることがレイシに似ていることから。

[分布]

インド原産

[科名]

ウリ科ツルレイシ属

[花色]

黄色(果実:緑色の掲載)

[花期]

7月8月

[特徴・解説]

 インド原産のつる性一年草の野菜。
 茎は細長く、巻きひげで他物に絡み付き、長さは4m〜5mになります。
 葉は互生し、掌状で、淡緑色です。
 雌雄同株です。雌雄異花で、雄花と雌花があります。葉腋に黄色の5弁花を付けます。
 果実は長楕円形か紡錘形で、表面に多数のこぶ状突起があり、長さ20cm〜50cmになります。若果実は緑色で、成熟すると軟化し橙黄色になり、果皮が裂開し紅色の果肉があらわれます。熟した種子の表面は、ゼリー状の赤い仮種皮が覆っています。
 未熟な果実は苦味があり、野菜として炒め物などに利用されます。熟した種子を覆うゼリー状の仮種皮は、甘味があり食用になります。病害虫に強く、丈夫で育てやすいことから家庭菜園に適しており、真夏に日除け用の緑のカーテンとしても利用されます。日本には江戸時代に中国から渡来しました。

[観察・感想]

 ゴーヤの果実の写真です。
 ゴーヤの写真を掲載する時、いつも悩むのですが・・・。ゴーヤという名前で掲載するべきなのか、ニガウリという名前で掲載するべきなのか、ツルレイシという名前で掲載するべきなのか・・・
 標準和名は「ツルレイシ」なんです。でも、ツルレイシっていう名前、あまり知られていないから、一般的ではないんですよね。そうなると、ゴーヤかニガウリかになるんだけど。うちの地元のスーパーなどでは、ゴーヤって書かれて売られていることが多いんですよ。園芸店でも、ゴーヤって書かれて売られているし。ゴーヤチャンプルっていう料理、ニガウリチャンプルとは言わないし。
 そんなわけで、ゴーヤってことにしているんだけど。沖縄ではゴーヤーって、語尾を伸ばして呼ぶらしいです。
 一般的な流通名が、ゴーヤになるのかな。生物学では、ニガウリって呼ばれることが多いみたいです。植物学ではもちろん、標準和名のツルレイシです。

[写真撮影]

2008年09月07日

[関連ページ]
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