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鎌倉宮


鎌倉宮

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
地図
鎌倉宮
鎌倉宮

 鎌倉宮に到着。境内を工事しているタイミングだったから、見て回ったりとかもあんまりできなかったよ。
 1869年(明治2年)、明治天皇が創建した神社で、天皇みずから創建した神社は鎌倉宮だけです。祭神は大塔宮護良親王(おおとうのみやもりながしんのう)です。
 護良親王は後醍醐天皇の第三皇子で、鎌倉幕府打倒に貢献し、建武の新政では征夷大将軍になりました。足利尊氏と対立して捕えられ、鎌倉に流されました。鎌倉にいた尊氏の弟の直義(ただよし)は、この近くにあった東光寺の中に護良親王を押し込めました。
 1333年に足利尊氏らによって滅ぼされた北条高時の子の時行は、1335年(建武2年)に数万の兵をもって鎌倉を取り戻すために攻め込みました。直義は破れて逃げ延びる途中、家来の淵辺義博(ふちのべよしひろ)に命じて、親王を暗殺させました。護良親王は28歳の若さで、この世を去りました。
三浦半島観光地図:鎌倉市二階堂・護良親王の墓

写真撮影:2009年02月17日

拝殿

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
拝殿
拝殿

 拝殿までなら拝観料がかからずに、参拝することができます。拝殿よりも奥に行く場合、大人300円、小学生以下150円の拝観料が必要になります。本殿は有料エリアになります。
 社殿の後ろの山の中段に、護良親王を押し込めたと言われる幅・深さが約4mの岩窟があります。クスノキの大木がそびえる神苑、淵辺義博が親王の首を捨てた御構廟(ごこうびょう)、護良親王の皇子日叡(にちえい)が師日賢(にっけん)の供養のために作った多宝塔・献茶の塔、明治天皇ゆかりの五箇条の御誓文・教育勅語の碑があります。

写真撮影:2009年02月17日

獅子頭

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
獅子頭
獅子頭

 獅子の鼻の穴がロープで吊るされてるって思ったんですが・・・。近くに行ってじっくり見て見たら、ロープが出ているのは鼻の穴ではありませんでした。少し離れた場所から見ると、鼻の穴からロープが出ているように見えたんですよー。
 明治天皇参拝の行在所の一部は宝物殿になっています。護良親王にゆかりの品、護良親王座像、土牢の護良親王図など、多数の宝物が陳列されています。一見の価値ありだと思います。
 5月5日のこどもの日には、草鹿(くさしし)という競技が行われます。布で作った鹿の面を弓で射る協議で、弓道連盟の人たちの奉納です。
 例祭は8月19日・8月20日です。10月8日・10月9日には、境内で薪能(たきぎのう)が行われます。
 斎藤栄の推理小説が好きで良く読んでいたのですが、鎌倉薪能殺人事件の舞台になっていたので、一度は薪能を見てみたいなーって思っています。

写真撮影:2009年02月17日

村上社

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
村上社
村上社

 村上社には、村上義光像が置かれてあります。2004年(平成16年)、台風で倒れてしまったケヤキを使って作られました。「撫で身代わり様」となっていて、病気や厄除けの身代わりとしてご利益があると言われています。
 厄割り石で素焼きの盃が割れなかった人は、村上義光像をナデナデして厄除けをしてください。
 みんながナデナデするから、鎧武者のはずが、おーい!はに丸みたいになっちゃってます。
 村上社は、吉野で身代わりになって戦死した村上義光(むらかみよしてる)を奉る摂社です。身代わりとなったので、村上義光像は身代わり様となっています。
 もうひとつ、護良親王とともに鎌倉に来て親王の世話をし、その遺骸を葬ったという南御方(みなみのみかた)を祀る南方社という摂社があります。

写真撮影:2009年02月17日

護良親王御生誕700年記念事業

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
護良親王御生誕700年記念事業
護良親王御生誕700年記念事業

 境内は本格的に工事中です。2008年(平成20年)は護良親王生誕700年になるため、それに合わせて工事中です。あんまりのんびりと見ていられる状態ではありませんでした。工事車両とか工事関係者の人なんかもいたりしたし。
 工事が完全に終わってから、再び訪れてみようかなと思っています。ただ、工事前の写真も撮っておきたかったなーっていうのが残念です。
 第1期工事は2004年(平成16年)〜2005年(平成17年)3月です。内拝殿の新設、南方社の移設、村上社拝殿の親切が行われました。
 第2期工事は2005年(平成17年)〜2008年(平成20年)、境内建築物の整備、樹木ほ保存推進が行われました。
 知名度はあまりありませんが、鎌倉宮は「三浦半島八景」のひとつになっています。大塔(鎌倉宮)の夜雨、神武寺の晩鐘、灯台(燈明堂)の帰帆、猿島の春嵐、大佛の秋月、城ヶ島の落雁、長者ヶ崎の夕照、建長寺の暮雪。
三浦半島観光地図:横須賀市猿島
三浦半島観光地図:三浦市三崎町城ヶ島
大人の塗り絵:長者ヶ崎
 三浦半島八景は、神奈川県が三浦半島地区の4市1町と協議して、地域の「うるおい」と「にぎわい」作りを目指して、三浦半島をぐるっと回れるように新たな八景を作りました。三浦半島八景剪定委員会を設置し、県民の意見を参考にして2001年(平成13年)11月に選定されました。
 八景の考え方は、15世紀に中国から日本に移入されました。近江八景、金沢八景が有名で、三浦半島でも多くの八景が残されています。
 伝統的な八景は、8つの景色を基本形に作られています。夜雨は、水辺の夜の雨。晩鐘は、山寺の晩鐘。帰帆は、港に帰る漁船。春嵐は、朝もやに煙る松林。秋月は、水辺に映える秋の月。落雁は、干潟に降り立つガンの群れ。夕照は、夕日に照らされた遠くの山。暮雪は、夕暮れの雪景色。

写真撮影:2009年02月17日

石碑

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
石碑
石碑

 工事現場の真ん中に、ポツンと残っていた石碑。近付くことができなかったので、デジカメの望遠機能を使って撮影しました。
 石碑の形状から、鎌倉町青年団などによる史跡案内の石碑ではないのかなって思うんだけど・・・。調べてみても資料がないんだよね、それにちょっと小さ目だし。
 画質が悪くて、刻まれている文字が読めませんでした。画質が良くても、ニョロニョロっとした文字だったので、読めなかったかもしれません。
 もしかしたら、内山雅善の歌碑・顕彰碑かもしれません。鎌倉宮は短歌・俳句・小説などにも登場するし、内山雅善の歌碑が境内のどこかにあるらしいので。
 もうひとつ、保利宗久の歌碑・献茶の塔があります。
 案内看板はあったのですが、文字が消えちゃってて読めませんでした。

写真撮影:2009年02月17日

厄割り石

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
厄割り石
厄割り石

 ちょっと変わったものを発見しました。「厄割り石」って書いてあって、何人か挑戦していました。鎌倉宮ではちょっとした人気スポットになっているみたいです。
 料金は100円で、木箱が置いてあるので自主的に100円を支払います。誰も見ていませんが、神様は見ているのでちゃんとお金を払ってね。
 素焼きの盃を受け取って、盃に大きく息を吹きかけます。そして大きく振りかぶって、石に向かって投げ付けて盃を割ります。割れれば厄払いに成功です。
 うまく割れなかったら・・・?もう1回、チャレンジしましょう。みなさんだいたい、2回ずつやるみたいです。
 面白そうだなって思ったんですが、私は挑戦しませんでした。ちゃんと形のある物を自分から壊すのって、抵抗があって・・・。お金がなかったというのも、理由のひとつです(^^ゞ
 ココはもっと人気スポットになってもいいと思うんだけどなー。

写真撮影:2009年02月17日

獅子舞みくじ

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
獅子舞みくじ
獅子舞みくじ

 獅子舞みくじ自動販売機です。最近は何もかも、自動化されているんですね。
 どんなシステムになっているかと言うと、200円を投入すると、4つのボタンが点灯するので、好きなボタンを押します。すると獅子がおみくじを引いてくれるっていうシステムになっています。
 正式名称は「福まねき獅子舞みくじ」って言います。でも、「現在停止中」って書いてありました(^^ゞ
 そういえば、喫茶店やラーメン屋のテーブルに置いてあった、占い機って言うの?ボールのような形をしていて、100円玉を入れるとレバーが回せるやつ。自動占い機だけど、最近では見かけなくなりましたね。

写真撮影:2009年02月17日

ウメ

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
ウメ
ウメ

 鎌倉宮境内では、ウメの花が綺麗に咲いていました。
身近な植物図鑑:ウメ
 英語で書かれた案内看板もあったので、その内容を書いておきます。意味は・・・、英語はサッパリなんで良くわかりません。
 This shrine was built to worship the spirit of Prince Morinaga, the son of Emperor Godaigo.
 Prince Morinaga served Emperor Godaigo by doing such things as fighting to overthrow the forces of the Kamakura Shogunate.
 After the fall of the Shoganate, the Emperor restored direct Imperial rule (the Kemmu Restoration), and Prince Morinaga was appointed commander-in-chief "Sei Taisyogun". He was later captured by Ashikaga Takauji during a confrontation, and killed at the young age of 28. The cave cell where the Prince is said to have died still remains at the rear of the shrine.
 In October each year, "Takigi Noh"(Not plays performed by the light of burning firewood) are performed in the Shrine grounds.

写真撮影:2009年02月17日

トイレ

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
トイレ
トイレ

 鎌倉観光の記念に、こちらのトイレでマーキングしてきたので写真を撮っておきました。
 旅行や観光地巡りをしていると、頭を悩むことになるのがトイレ問題。観光地を探さずに、トイレを探して歩かなくちゃいけないなんてこともあります。
 鎌倉はわりとトイレが完備されていると思います。特に拝観料が必要な神社仏閣では、ほとんどトイレが設置されてあります。鎌倉宮のトイレは、バリアフリーでした!

写真撮影:2009年02月17日

朱印

バス停泉大塔宮下車 徒歩1分
朱印
朱印

 鎌倉宮でもらった朱印です。
 印は四角いのが1個ですが、書いてくれた人の字が上手いので、全体的に良いバランスになっています(^^)

写真撮影:1994年01月28日
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