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 赤門

赤門 京急県立大学駅下車 徒歩5分
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赤門
赤門
 横須賀風物百選の中のひとつ、赤門です。かつて朱塗りだったことから、「赤門」と呼ばれています。
 表門は寄棟造りで、腰はなまこ壁という長屋門です。間口八間(約14.4m)、奥行き二間(約3.6m)の木造瓦葺で、中央が平屋、両側が2階建てになっています。2枚の門扉はケヤキ材で、江戸時代のものといわれています。他の部分は、何度か修理されています。
 この赤門の伝来についてはいくつかの説があり、ひとつは鎌倉八幡宮の赤門といわれていた山門を浦賀に移し、その後、ここに移されたとする説。大津陣屋が閉じられた時、その正門を長嶋家へ払い下げられたとする説など。
 武家屋敷などでは、主家を防衛するために、屋敷の外郭に家来のための長屋を建てて、その一部分を門としました。門の屋根と、家屋の屋根を一連にした形の建造物を「長屋門」と呼び、この赤門も長屋門のひとつになります。
 初めは上級武家の門で、建て方も複雑堅固なものでしたが、後に武家以外の者でも、特に功労のあった家などには、出窓や出格子のない簡素な長屋門の建築を許されました。

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写真撮影:2006年12月13日

赤門 京急県立大学駅下車 徒歩5分
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赤門
赤門
 この長屋門の主だった長嶋家は、三浦氏の子孫と伝えられています。先祖に当たる人たちは、南朝の新田義貞や、楠木正成らとともに、北朝の足利尊氏らとも戦っています。戦国時代には小田原北条氏の支配下にあって、漁業関係の浜代官を務めていました。さらに、江戸時代には三浦郡の総名主を務めたほどの家柄なので、この門の建築を許されたものと思われます。
 代々、庄兵衛と名乗っていたので、「田戸庄」と呼ばれていました。
 島崎藤村の小説、「夜明け前」では、長嶋家が山下家として、島崎家が青山家として登場しています。1929年(昭和4年)、島崎藤村の祖先も三浦氏だということで、ここを訪れています。

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写真撮影:2006年12月13日

赤門 京急県立大学駅下車 徒歩5分
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道標
道標
 1862年(文久2年)に建てられた円柱形の道標です。三浦半島では道標自体がめずらしいのですが、円柱形の道標はより一層めずらしいですね。
 「右、大津、浦賀道」、「左、横須賀、金沢道」、「久郷村之内大田津」と刻まれています。
 この道標の前の道が、かつての浜通りでした。当時の主要道路で、明治時代末期までは、白砂青松を連ねた海に面していました。いちよ浦賀道とされていますが、普通は江戸に向かう場合、航路を利用していました。
 海に面していたため、波が荒いときはしぶきを避けるように走り抜けたり、長嶋家の庭を通してもらったりしていたそうです。
写真撮影:2006年12月13日

赤門 京急県立大学駅下車 徒歩5分
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庚申塔
庚申塔
 赤門のすぐ裏側あたりにあります。フェンス越しに歩けば、すぐに見付かります。
 赤門そのものが、少しわかりづらいところにありますが・・・
 海が近かったからでしょうか、痛みの激しい庚申塔が多いようです。特に真ん中の庚申塔は文字が剥がれてしまいそうな状態になってしまっています。
 一番左奥の庚申塔は、前後に1基ずつ並んでいるみたいです。手前の小さいのは、真ん中あたりで折れてしまったのかもしれないですね。
写真撮影:2006年12月13日

赤門 京急県立大学駅下車 徒歩5分
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庚申塔
庚申塔
 安永2年に建てられた庚申塔です。非常に激しく痛んでいます。皮一枚で繋がっているとは、まさにこのことを言うのではないかという状態です。
 こういう状態を目の当たりにすると、ペロンと剥がしたくなってしまいますが、罰が当たると怖いので写真だけ撮っておきました。だって、次にきた時はすでに剥がれ落ちているかもしれないし・・・
 石碑というのは、1つの石から掘り出して作るものじゃないのかなぁ〜?石の周りに漆喰やセメントのようなものを塗って、そこに文字を彫っているように見えます。
写真撮影:2006年12月13日
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