[名前・種類] |
カリフォルニアアシカ |
[学名] |
Zalophus californianus |
[英名] |
California sea lion |
[名前の由来] |
海驢。単なる当て字で意味はないので使わない方が良い。
カリフォルニア沿岸に生息するアシカのこと。アシカは、アシの生える場所に生息するシカのこと。
別名、クロアシカ。 |
[分布] |
太平洋北アメイカ大陸西岸 |
[科名] |
ネコ目アシカ科 |
[特徴・生態] |
体長は雄で約240cm、雌で185cm〜200cm、体重は雄で200kg〜280kg、雌で70kg〜80kgになります。泳ぐのに適した紡錘形をしています。耳は短く、尾も短く、口先も短くて先端は丸みを帯びます。雄は成長すると、額がこぶ状に盛り上がります。
下毛がなく、雄の首の毛はたてがみ状にやや長くなります。毛色は雄は黒褐色で、雌は黄褐色、のどと胸はやや色が濃いです。前後の脚はほとんど黒色に近いです。
一夫多妻でハーレムを形成し、雌は5頭〜20頭います。子は黒褐色で、体長は約50cm、すでに歯は生えています。約2週間で浅瀬を泳ぐようになりますが、まだ上手には泳げません。雌は3歳〜4歳で性成熟を向かえ、雄は5歳以上でハーレムを作ります。
性格は注意深く、岩の上で休むときも見張り役がいて首を上げて警戒しています。危険なときは鳴いて知らせます。陸上でもかなり速く歩きますが、水中では時速25km〜30kmで泳ぐことができます。 |
[感想] |
もし万が一、オットセイだったらゴメン。アシカのはずなんだけど・・・
昔は日本にもアシカが生息しており、ニホンアシカと呼ばれていました。たしか100年くらい前までは、東京湾にもニホナシカが生息していたはずです。釣りのポイントとして有名なアシカ島は、アシカが上陸して休んでいた小島だったはずだし。
日本国内では竹島近辺に最後まで生息していたんですが。韓国が竹島を不法占拠してしまい、ニホンアシカは絶滅してしまったと考えられてます。韓国が竹島を不法占拠しなければ、ニホンアシカは絶滅しないですんだかもしれない。
日本国内の動物園や水族館で見られるアシカはすべて、カリフォルニアアシカです。 |
[写真撮影] |
2005年09月29日 |
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