[名前] |
ライオン |
[学名] |
Panthera leo |
[名前の由来] |
別名、シシ(獅子)。 |
[分布] |
アフリカ(かつてはギリシャ、インドにまで生息していました) |
[科名] |
ネコ科 |
[特徴] |
サバンナ、茂みのある岩地、乾いた平原などに生息するネコの仲間。
トラと並ぶネコ科最大の動物。体長は160cm〜250cm、尾は75cm〜100cm、体重は150kg〜260kgになります。体長293cmの記録もあります。オスの方が大型になります。毛色は黄褐色で短毛です。成体に斑点はありませんが、幼時は暗褐色の斑点があり、成長とともに消失します。成体のオスには長いたてがみがあり、頭部、肩、喉、胸を覆います。1才〜2才頃から生え始め、5年〜6年で完成します。始めは黄褐色ですが、年とともに黒くなります。湿った地域に住むものほど、たてがみは大型化します。
耳は先が丸くて短く、裏側には黒い部分があります。尾の先にも黒い毛が生えます。瞳孔は丸い。
アカシヤの木が林となっている草原の川沿いを好みます。標高3000m〜3400mの山地にも生息しています。群で生活する点が他のネコ科の動物と大きく異なります。数頭のオスに、5頭〜6頭のメス、その子供たちによって約20頭の群を作ります。なかには成体のオスによる数頭の群、若いオスだけの群などもあります。
獲物を狩る時は仲間同士で協力します。至近距離まで近付いて急に飛び掛るか、2手に分かれて、一方が隠れている仲間の方へ獲物を追い出し、もう一方がそれを待ち伏せして捕らえます。行動、反応共にメスの方が素早く、走る速度は時速64kmにも達します。おもな獲物はウシカモシカ、ウォーターバック、セーブル、クズー、インパラなどです。その他、イボイノシシ、シマウマ、キリン、アフリカスイギュウ、ゾウなど。
普段はゴロゴロと寝ており、むやみに獲物を狩ることはありません。湿った砂地で寝るのを好み、水を良く飲みます。狩りに出掛ける前は、低く深い大きな声で吠えます。 |
[感想] |
フェンスと金網で見えづらいんだけど、オスライオンです。実はちゃんとした名前があって、「モドリ君」っていうんだよ。野毛山動物園のモドリ君っていったら、有名なんだけどー。
でもね、実はもういないんだー。23歳と8ヶ月で老衰のために亡くなってしまいました。僕が見に行った時、すでにあんまり元気がなかったよ。ライオンの寿命は野生下では15歳未満、飼育下でも16歳〜18歳、モドリ君は大往生です。
僕が子供の頃だったかなー、オシッコ攻撃をされたことがあったんだよね。ライオンのオシッコ攻撃、凄いんだよ。あれはまさに消防車の放水のような勢いだね。あのオシッコをもう二度と浴びることができないかと思うと、やっぱり寂しいですねー。 |
[写真撮影] |
2007年06月01日 |
[関連ページ] |
身近な生き物図鑑:メスライオン(2007年06月01日)
身近な生き物図鑑:メスライオン(2004年11月27日) |
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