ブービエ・デ・フランダース

[和名・種類]

ブービエ・デ・フランダース

[学名]

Canis lupus familiaris

[英名]

Bouvier Des Flanders

[名前の由来]

ブービエ・デ・フランダース。
ブーブエは、牛飼いの犬のことです。

[分布]

ベルギーからフランスのフランドル地方

[科名]

ネコ目イヌ科イヌ属

[毛色]

ごま塩色、狼灰色、褐色、黄褐色、黒色など

[特徴・解説]

　ベルギーからフランスのフランドル地方が原産の犬種です。16世紀〜17世紀、スペイン人がフランドル地方にもちこんだ働き者の犬です。
　体高は雄で65cm〜68cm、雌で62cm〜65cmになります。
　体重は雄で35kg〜40kg、雌で27kg〜35kgになります。
　毛色はごま塩色、狼灰色、褐色、黄褐色、黒色などがあります。
　JKCでは第1グループに分類されています。AKCではハーディンググループに分類されています。
　牧畜犬、警察犬、盲導犬、家庭犬をして飼育されます。
　性格は快活で勇敢です。賢くて頼りになります。温厚でマイペースですが、頑固なところもあります。活動的で仕事を任されるのが好きなので、都会暮らしより田舎暮らしが向いています。
　かかりやすい病気に、関節疾患、消化器機能障害、腫瘍などがあります。
　シッポは成犬になって約10cmに断尾されます。無尾でも許されます。『フランダースの犬』で日本中が涙したネロの愛犬・パトラッシュのモデルになった犬種です。日本での知名度が低いため、作品中ではほかの犬種が代役を務めていました。

[観察・感想]

　フランダースのモデルにもなった犬種、ブービエ・デ・フランダース。だけど日本ではほとんど知られていません。アニメ作品の中では、良くわからないワンコがパトラッシュ役を演じていました。
　ですが、私が幼少の頃に見たアニメで、とても大好きだった作品です。たぶん、大人になった今になってみても、感動して涙を流してしまうんじゃないかなと思います。40年以上も前の作品で、当時は頻繁に再放送があったんですよー。今と違って、それほどたくさんの番組を制作できなかったんじゃないかな。アニメやドラマは、再放送で見ることが多かったです。しかも、同じ作品を何度も(^^;)
　人気犬種ランキングを見ると、私が持っている資料では127位になってました。日本国内ではほとんど見かけない犬種ですね。128位にはキング・チャールズ・スパニエルっていう、やっぱり日本では馴染みのない犬種になっていました。日本よりも海外で人気のある犬種かもしれません。

[写真撮影]

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