中国が原産の犬種です。約3000年前から中国の広東省あたりにいたと言われています。狩猟やそり引きなど使役犬や食用犬として飼育され、チベタン・マスティフとサモエドの血を引きます。18世紀末、ヨーロッパに紹介されました。
体高は雄で48cm〜56cm、雌で46cm〜51cmになります。
体重に決まりはありませんが。20kg〜32kgになります。
毛色は1色毛でレッド、フォーン、クリーム、黒、ブルーなどがあります。フカフカの毛に覆われてクマのようですが、舌は青黒いです。
JKCでは第5グループ(原始的な犬・スピッツ)、AKCではノンスポーティンググループに分類されています。
家庭犬として飼育されます。また、獲物との駆け引きの上手い有能な猟犬、そり犬、皮革犬、食用犬としても飼育されていました。
性格は落ち着いていて大人しく、プライドが高いです。賢くて冷静です。臆病で警戒心が強いですが、飼い主には友好的です。
かかりやすい病気に眼病、股関節形成異常、軟口蓋過長症、内分泌系疾患などがあります。
ぎこちなく走るのは、食用犬時代に大きく太らせて逃げ出さないように、棒状の足に改良されました。顔の皮膚に目が埋もれているため視界が悪く、不用意に後ろから近付くと、思わぬ反撃に遭うこともあります。 |