ドイツが原産の犬種です。19世紀の終わりごろ、ドイツの山岳地方に住む優秀な牧羊犬を、警察犬や軍用犬にするためドイツ陸軍のマックス・フォン・シュテファニッツ中尉が改良しました。
体高は雄で60cm〜65cmになり、63cmが理想とされています。雌は55cm〜60cmになり、58cmが理想とされています。
体重は雄で33kg〜38kg、雌で26kg〜31kgが理想とされています。
毛色は黒&タン、ウルフ、黒色などの単色および雲刷色があります。
JKCでは第1グループに分類されています。AKCではハーディンググループに分類されています。
牧羊犬、警察犬、警備犬、番犬、盲導犬、家庭犬などで飼育されています。知的にさまざまな訓練をこなすので、警察犬、軍用犬、盲導犬、災害救助犬などの公務に就いている犬が多いです。第一次世界大戦での活躍によって有名になりました。
性質はハツラツとして大胆です。飛び抜けた運動能力、鋭い観察が、高い知能と忠誠心を持っています。戦地で活躍する目的で造られたため、高い能力が備わっています。訓練してこそ活きる能力で、互いの信頼関係を築く自信と体力が必要です。
かかりやすい病気に、関節病、股関節形成不全があります。
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