日本が原産の犬種です。小型のサモエドを作ろうと、1920年頃にシベリアを経由して日本に来たドイツ原産の大型ホワイトスピッツが改良固定された和製の西洋犬です。
体高は雄で30cm〜38cm、雌は雄よりやや小型になります。
体重に決まりはありませんが、5kg〜6gkになります。
毛色は純白です。ふわふわの被毛としっぽ、三角形の立ち耳、とがった鼻が特徴です。定期的にシャンプーとブラッシングをして、毛玉を防ぎましょう。
JKCでは第5グループ(原始的な犬・スピッツ)、AKCでは登録されていません。
家庭犬として飼育されます。昭和20年代〜昭和30年代、路地に入れば日本スピッツがいるというほど人気がありました。
性格は明るくて賢く、感覚が鋭いです。気を許した飼い主には安心して甘えますが、警戒心が強いので、かなり激しく人見知りします。飼い主に対する情が深いゆえに、思いが相手に届かないと、ストレスを溜めて無駄吠えをするようになります。臆病で良く吠える犬種でしたが、現在は性格が改良されあまり吠えなくなりました。
かかりやすい病気に皮膚疾患があります。 |