ローシェン

[和名・種類]

ローシェン

[学名]

Canis lupus familiaris

[英名]

Lowchen

[名前の由来]

ドイツ語で小さなライオンのこと。
別名、リトル・ライオン・ドッグ（Little Lion Dog）。

[分布]

フランス

[科名]

ネコ目イヌ科イヌ属

[毛色]

決まりはありません

[特徴・解説]

　フランスが原産の犬種です。古くからヨーロッパにいた犬種で、美術品のモチーフになったり、貴婦人の湯たんぽ代わりになっています。15世紀半ば、ドイツやフランスなどで貴婦人たちに可愛がられ、ゴヤの絵にも公爵夫人と納まっています。
　体高は30.5cm〜35.5cmになります。
　体重に決まりはありませんが、4kg〜8kgになります。
　毛色に決まりはありません。ライオン風の斬新なトリミングで注目を集めています。被毛は定期的なトリミングが必要です。
　JKCでは第9グループ（愛玩犬）に分類されています。AKCではノンスポーティンググループに分類されています。
　愛玩犬として飼育されます。
　性格は利口で勇敢、飼い主には忠実です。やや気が強く、頑固なところがあります。
　かかりやすい病気に皮膚疾患、アレルギーなどがあります。
　一時的にかつての人気がなくなり希少犬種となりましたが、最近復活しつつあります。

[観察・感想]

　日本国内ではとっても珍しい犬種のローシェンです。まず、見かけることはないでしょう。なぜかというとぉー、国内での登録がありません。たまに登録が出てくる程度なので、熱心な愛好家がいるのかもしれませんが、その人が継続的な飼育をやめたら登録がなくなっちゃうのかも。
　そのため、人気犬種ランキングにも登場しません。圏外といったところになります。
　私自身、写真でしか見たことがありません。とっても特徴的なカットをしる写真です。もしかしたらですが、ライオン風のカットをしていないと、他の犬種を見分けがつかないかも。そのくらい見慣れていない犬種ということになります。
　きっと、ローシェンの実物に出会えないまま、私の一生が終わってしまうような気がします(^_^;)

[写真撮影]

----年--月--日