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マスティフ


マスティフ
[和名・種類]

マスティフ

[学名]

Canis lupus familiaris

[英名]

Mastiff

[名前の由来]

マスティフ。
ラテン語で番犬のこと。
別名、オールド・イングリッシュ・マスティフ(Old English Mastiff)

[分布]

イギリス

[科名]

ネコ目イヌ科イヌ属

[毛色]

アプリコット、シルバーフォーン、ダークフォーン、ブリンドル

[特徴・解説]

 イギリスが原産の犬種です。とても古い犬種で、シーザーがブリテン遠征から連れ帰り、円形闘技場で戦わせました。武勇伝の相手は犬だけでなく、ライオン、トラ、クマ、ウシ、さらに人間の剣闘士まで多彩を極めます。第一次世界大戦・第二次世界大戦のときに絶滅しそうになりましたが、マスティフをもとに作りだされたブル・マスティフなどとの交配によって復活し、絶滅の危機を逃れました。
 体高は雄で75cm以上、雌で68cm以上になります。
 体重に決まりはありませんが、79kg〜86kgになります。
 毛色は、アプリコット、シルバーフォーン、ダークフォーン、ブリンドルがあります。
 JKCでは第2グループに分類されています。AKCではワーキンググループに分類されています。
 番犬、家庭犬として飼育されます。
 性格は勇敢で、飼い主には忠実ですが、他の動物には闘争的です。物静かで、飼い主の命令が出るまで待ち続ける忍耐強さがあります。家族を守ろうとする責任感がとても強く、不審な物音に敏感に反応し、警戒態勢を取ります。見るからにコワモテでゴツイ風格ですが、気立ては意外と優しいです。
 かかりやすい病気に、眼疾患、鼓張症があります。
 まさに、猛犬注意な犬種です。多くの犬種のベースとなり、日本の土佐犬にもこの犬種の血が入っています。十分な服従訓練と運動が必要です。

[観察・感想]

 とってもいかつい顔をしているマスティフ。あまりにも怖すぎるので、怖くない写真にしてみました。メガネが似合いますねー!!全然にどっかのおっさんですね(^^;)
 この外見からもわかる通り、闘犬として飼育されてきたワンコです。その歴史はとっても古く、古代ローマあたりまで遡ります。そしてその後は、多くの犬種の元になっています。日本で誰もが知っている土佐犬は、マスティフの血を引いています。土佐犬の別名、ジャパニーズ・マスティフって呼ばれるくらいですからね。
 長く闘犬として飼育されてきた歴史を持つので、闘争心が強いです。悪く言えば凶暴です。かなりの訓練を積まないと、家庭犬として飼育するのは難しいです。番犬向きですが、脱走したりした時のことも、しっかりと考える必要があると言えます。
 日本ではあまり人気がなく、人気犬種ランキングで106位です。土佐犬はもっと人気がなくて、128位です。100位以下になると、見たことない良くわからない犬種が多くなります(^^;)

[写真撮影]

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