柴犬

[和名・種類]

柴犬

[学名]

Canis lupus familiaris

[英名]

Shiba

[名前の由来]

柴犬、柴。
名前の由来は諸説ありますが、芝の藪を潜り抜けて猟をすることから。赤褐色の毛色が枯れ芝に似ていることから。小さなものを表す古語の「柴」からなど。

[分布]

本州・四国の山岳地帯

[科名]

ネコ目イヌ科イヌ属

[毛色]

赤、胡麻、黒胡麻、赤胡麻、黒褐色

[特徴・解説]

　本州と四国の山岳地帯原産の犬種です。
　体高は、雄で40cm、雌で37cmで、それぞれ上下1.5cmです。ギュッと引き締まった口、ピンと立った耳、控え目で賢そうな目をしています。
　体重に決まりはありませんが、。一般的には9kg〜14kgです。
　毛色は、赤、胡麻、黒胡麻、赤胡麻、黒褐色などです。
　JKCでは第5グループ（原始的な犬・スピッツ）、AKCではノンスポーティンググループに分類されています。
　おもに、鶏獣猟犬、家庭犬として飼育されます。縄文時代の遺跡から骨が見付かるほど、古くから飼育されてきた小形鶏獣猟犬です。日本の気候風土に合っており、屋外で一頭だけ飼育されても耐えるだけの強い精神力を持っています。飼い主との時間や経験を共有することで最高の満足感を得て、さらに愛情を深めていきます。
　性格は、忠実で、勘が鋭く、警戒心が強いです。飼い主に忠実で、人を良く見るており、これと思った飼い主には忠実な愛情と献身を捧げます。いざとなると主人のために自分を犠牲にすることもいとわない、最高の忠犬です。たとえ迷子になっても主人を思う気持ちで帰ってくる、優れた帰巣本能を持っています。
　かかりやすい病気は、皮膚疾患です。
　1937年（昭和12年）、天然記念物に指定されています。日本を代表する忠犬で、海外でも人気があります。　山梨県南アルプス山岳地帯を中心とする地方原産の日本犬。

[観察・感想]

　海岸で貝殻拾いをしていたら接近遭遇した柴犬クンです。自分でも犬を飼っているからなのかなー、鼻をクンクンさせながら近寄ってきました。おじさんのお散歩友達の柴犬ですねー。飼い主のおじさんにお願いして、写真を撮らせてもらいました(^^)
　うちではゴールデンレトリバーを飼育しているんだけど、日本犬を見ると、とっても不思議な感じがしますねー。同じ犬の仲間なのかなーって思うくらい、違うなーなんて思います。
　まずやっぱり、耳ですね。ゴールデンレトリバーは垂れ耳だけど、柴犬は立ち耳だから、印象がまったく違うんだよね。しかも柴犬って鼻周りが細いから、顔がまったく違うの。そして後姿。柴犬はクルンってシッポが丸くなってるけど、ゴールデンレトリバーは少し垂れ下がってるから。日本犬を見ると、お尻が丸見えで恥ずかしくないのかなーなんて思ったりとかします・・・(^^;)

[写真撮影]

2007年11月07日