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[和名・種類] |
クロアナゴ |
[学名] |
Conger japonicus |
[英名] |
Beach conger |
[名前の由来] |
黒穴子。黒いアナゴのこと。
別名、トオヘエ。 |
[分布] |
南日本、八丈島、朝鮮半島、台湾 |
[科名] |
ウナギ目アナゴ科 |
[特徴・生態] |
浅海岩礁域に生息するアナゴの仲間。暖海の比較的浅い海底を好みます。
体長は約1.4mになります。形態的にはマアナゴに良く似ており、細長い円柱形です。尾部は側扁し、適度に細くなります。体は一様に灰色〜黒色で、側線に白色点が目立ちません。マアナゴでは、側線の白色点が目立ちます。各ヒレの辺縁部は黒色です。肛門上方までの側線孔数は35〜39、脊椎骨数は50〜51+92〜95=142〜152です。
夜行性で、小魚などを捕食したり、死んだ魚も食べます。
底引き網漁や、はえ縄漁で良くかかります。夜釣りで釣ることができます。食用として蒲焼きや天ぷらにしますが、マアナゴより味はやや落ちます。 |
[レポート] |
浜辺に打ち上げられたクロアナゴの写真。
でも、間違っているかもしれない。かなり傷んでいて、同定が難しいです。しかもなぜ、海岸にオオウナギ。さらに三浦半島にオオウナギ。うーん、生息域を考えるとちょっと考えられないけど、春の嵐の去った後だから川から流されてきたのかもしれない。
深海魚が打ち上げられたのかなーなんて思ったりもしたんですが、似たような深海魚は見当たらなくて。やはり考えられるのは、オオウナギか・・・
ウナギに良く似た魚といえばアナゴとウツボなので調べてみました。ウツボは外見的特徴が違うみたい。アナゴはこんなに巨大にならないと思ったら、図鑑にはクロアナゴなる魚がっ!浜辺に打ち上げられた魚と特徴を良く調べてみたら、ほぼ一致しましたー。オオウナギではなく、クロアナゴのようです。 |
[写真撮影] |
2008年05月01日 |
[関連ページ] |
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