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フウセンウオ

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フウセンウオ

[名前・種類] フウセンウオ
[学名] Eumicrotremus pacificus
[英名] Balloon lumpfish
[名前の由来] 風船魚。風船のような体をした魚のこと。
[分布] 北海道、日本海、東シナ海北東部
[科名] カサゴ目フウセンウオ科イボダンゴ属
[特徴・生態]  岩礁の岩底に付着するように生息するフウセンウオの仲間。
 体は球形で、体長は3cm〜13cmになります。腹鰭は吸盤状になっています。体全体に小さな黒斑点があり、腹側と背鰭の周囲以外の体表には多数のコブ状突起があります。
 巻き貝の貝殻に産卵し、孵化まで雄が保護すると考えられています。
 遊泳は得意ではないため、岩陰に腹部の吸盤を使って隠れていることが多いです。あまり研究が行われず、生態に関しては詳しいことはわかっておらず、現在、研究がなされています。水族館でもあまり飼育されることの少ない魚です。
[感想]  フウセンウオの写真です。
 写真で見ると大きな魚のように見えるかもしれませんが、本当は小さな魚です。普通は6cm程度までしか成長しません。大きくなっても10cmを超えることは珍しいくらい。どのくらいの大きさにまで成長するのか、詳しいことは、まだ良くわかっていないようです。
 いくつかの水族館では、飼育も行われているようです。北方系の魚のため、水族館での展示も北海道などが多いようです。でも関東地方では水族館の数そのものが多いので、展示している水族館もあるかもしれません。
 ほとんど動かない魚なので、写真撮影には向いている魚です。腹の吸盤で、岩などに付着して生活をしています。体形からもわかる通り、魚ですが、泳ぐのは苦手です。水族館では風船に張り付いたりしていることが多いみたいです。
 写真ではなかなか伝わりにくいのですが、かなり可愛い海水魚です。
[写真撮影] 2009年02月15日
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