ガルフコーストハコガメ

[和名・種類]

ガルフコーストハコガメ

[学名]

Terrapene carolina major

[英名]

Gulf coast box turtle

[名前の由来]

カロリナハコガメの亜種。

[分布]

アメリカ合衆国メキシコ湾岸

[科名]

カメ目ヌマガメ科

[特徴・生態]

　湿度の高い森林、草原に生息するカロリナハコガメの亜種。
　甲長は約20cmになります。背甲は黒から暗褐色で、ドーム状に盛り上がります。縁甲板は反り返り広がることが多いです。椎甲板には筋状のキールがあります。腹甲の蝶番は第5縁甲板の真下にあります。
　陸棲ですが、捕食、避暑、交尾のために浅い水場に入ることもあります。食性は雑食性で、魚類、両生類、小型爬虫類、小型哺乳類、昆虫類、節足動物、甲殻類、貝類、動物の死骸、果実、植物の葉、キノコなど、さまざまなものを食べます。
　繁殖は卵生で、5月〜7月に数回に分けて1回に1個〜11個の卵を地面を掘って産みます。卵は70日〜-80日で孵化します。

[観察・感想]

　なんかさ、物凄い怖い顔をしていると思いませんか？なんていうか目がいっちゃってるっていうか・・・。指とか入れたりすると、いきなりパクっと襲い掛かってきて、切り落とされちゃうんだろうなー。
　ガルフコーストハコガメって、ちょっとリクガメっぽい感じをしていますね。でもやっぱり、顔が違う・・・。リクガメはこんなに怖い顔はしてないし。以前はペットとして飼われたりすることもあったんですが、今はほとんど流通してないみたいですね。ワシントン条約の関係で、ガルフコーストハコガメは野生の個体の流通は禁じられているみたいです。
　カメはワシントン条約で規制されている種が多いですね。

[写真撮影]

2007年06月01日