砂漠、サバンナに生息するリクガメの仲間。
アフリカ最大のリクガメで、甲長は70cm〜80cm、体重は45kg〜70kgになります。メスよりオスの方が大型になります。全身がほとんど灰褐色から薄い褐色一色になります。甲板には、成長輪が発達します。幼体は背甲がドーム状に盛り上がりますが、成長にともなって扁平になります。
頭部はやや小型で、吻端は突出しません。後肢と尾の間に、蹴爪状の突起があります。尾の先端は、小型鱗で覆われます。
発達した前足で、地中に穴を掘って暮らしています。日中と夜間は穴の中で生活し、明け方と夕方に活動します。多肉植物、花、果実を食べます。野生下では水を飲むことはありません。寿命は最大100年、飼育下では約30年といわれています。
開発による生息地の破壊等により、生息数は減少しています。日本では、動物園、ペットショップで見ることができます。 |