そらいろネット > 身近な生き物図鑑 > 海藻図鑑 > アオサ科 > アナアオサ
 アナアオサ

アナアオサ

[名前・種類] アナアオサ
[学名] Ulva pertusa
[英名] -
[名前の由来] 穴石蓴。ところどころに穴が開いていることから。
[分布] 日本各地
[科名] アオサ目アオサ科
[特徴・生態]  潮間帯でもっとも普通に生える緑藻類のアオサの仲間。日本国内ではアオサ類は11種確認されていますが、本種はもっとも普通に見られます。おもに春〜夏にかけて、潮間帯上部の岩場に生息しますが、場所によっては一年を通して見ることができます。
 普通は長さ10cm〜30cmになります。内湾では長さ50cm以上の大型になることがあり、三浦半島では東京湾側に大型の物が多くみられます。体は緑色で、薄い膜状です。
 円形、卵形、楕円形など、さまざまな形状があります。成長するにともない、膜に大小の穴が開いています。
 アオサ類が大発生し海が一面緑色になることをグリーンタイド(緑潮)と呼び、アオサが海岸に堆積し腐敗するので日本各地で問題となっています。
 食用になります。また、アワビやサザエなどの飼料としても使用されます。
[感想]  植物観察から下手の横好きで始まった、海藻観察。目にする物すべてに疑問を持ち、興味を抱き、気になって気になってしょうがない。そしてどれも役に立たない中途半端な知識だけを得てします。なにかひとつのジャンルで誰にも負けない物があればいいけど、何もなし・・・(^^;)
 海岸に行くと良く見かける海藻のひとつ、アナアオサ。ぷつぷつと小さな穴が開いていて、アオサの中ではゴワゴワとして固い印象があります。
 海藻の観察をしていて思ったのですが、とにかく資料が少ない!市販されている図鑑そのものがない。そして見分けが難しいので、海藻に関しても標本を手元に持っていた方がいいと思います。標本といっても押し花と同じ方法で作れるので。根元部分がどうなっているかとか、先端部分がどう枝分かれしているかとか、そういった部分を観察するためには標本が必要になると思います。自分の経験では、写真だけで海藻の見分けを確認するのは難しいですね。
[写真撮影] 2008年02月13日
[関連ページ]
アナアオサ
アナアオサ
アナアオサ
アナアオサ
アナアオサ
アナアオサ
-
メインコンテンツ
 ・家庭の医学
 ・身近な植物図鑑
 ・身近な昆虫図鑑
 ・身近な野鳥図鑑
 ・身近な貝殻図鑑
 身近な生き物図鑑
 ・ベランダ園芸
 ・三浦半島観光地図
 ・大人の塗り絵
 ・ゲーム情報局
 ・日記
 ・コミュニティー
スポンサードリンク

岩手県産海藻「あかもく」
モーイ 沖縄産
玄米、豆、野菜、海草を食べる
玄米、豆、野菜、海草を食べる
食品・飲料・魚介類・加工品

  身近な海藻図鑑-アオサ科  
アナアオサ そらいろネットホーム アナアオサ
Copyright そらいろネット(ちーず。) All right reserved